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喉に白いできものができるのはどうして?

更新日:2018/06/18 公開日:2016/02/29

喉にまつわるさまざまな症状

喉の調子が悪いとき、鏡で口の中をよく見てみると、口の奥に白いできものがついていることがあります。今回は、そんなときに考えられる病気に、どんなものがあるのかをご紹介していきます。

喉に白いものができているとき、どんな病気の可能性があるのかを見ていきましょう。

喉に白いものがある

喉に白いできものがあるけど、特に痛みを感じないという場合は、「膿栓(のうせん)」の可能性が高いと言えます。

口蓋垂(のどちんこ)の両わきには、一般的に扁桃腺(へんとうせん)と呼ばれる「口蓋扁桃」があります。扁桃には、口から侵入した細菌やウイルスを捕まえてやっつける免疫の働きもあり、表面に「陰窩(いんか)」や「腺窩(せんか)」と呼ばれる小さな穴がいくつも空いています。

膿栓は、これらの穴に、細菌の死骸や食べ物のカスなどがたまって、白っぽい塊なったものです。別名「臭い玉」とも呼ばれ、潰すと強い悪臭を放つことがあります。

個人差はあるものの、膿栓は誰にでもできる可能性があり、病気ではありません。しかし、喉の違和感や口臭の原因になることもあるので、気になるなら除去したほうがよいでしょう。ただし、自分で取ると、喉の粘膜を傷つけてしまう恐れがあるので、耳鼻咽喉科で除去してもらうことも出来ます。

膿栓の除去治療については、『膿栓(臭い玉)の病院での除去治療』の記事でご紹介しています。

喉の奥に白いものがあり、喉が痛む場合

急性扁桃炎

喉の奥に白いものができていて、痛みも感じるという場合は、「急性扁桃炎」かもしれません。口蓋扁桃には、免疫機能があるとお話しましたが、その力が及ばず、細菌やウイルスに感染して、急性の炎症を起こした状態が急性扁桃炎です。

急性扁桃炎になると、喉の痛みや腫れとともに、高熱が出るのが一般的です。また、全身の怠惰感、食欲不振、関節痛や頭痛、首のリンパ節の腫れなどが見られることもあります。炎症が悪化して化膿すると、口蓋扁桃に白い膿が付着します。

ヘルパンギーナ

喉の奥に白いものがあり、喉が痛む場合、「ヘルパンギーナ」の可能性もあります。ヘルパンギーナは、乳幼児の間で流行しやすい夏風邪の一種で、コクサッキーA群ウイルスやコクサッキーB群ウイルス、エコーウイルスなどが原因で起こる急性のウイルス性咽頭炎です。

ヘルパンギーナは、突然の高熱と、喉にできる小さな水疱(水ぶくれ)が特徴です。この水疱は白っぽい色をしているので、白いできものに見えることがあります。また、水疱が破れると、しみて痛むので、食べられなくなったり、ひどいときは水分を飲み込めなくなったり飲めなくなったりして、脱水症状が現れることもあります。

もちろん、これらのほかにも、この症状をともなう病気は数多く存在します。ここで紹介しているのは、その一部分に過ぎません。ですから、自己判断に頼らず、異変を感じたらただちに医療機関を受診しましょう。

ヘルパンギーナについて詳しくは『家庭の医学 ヘルパンギーナ』にリストアップされている記事をご覧ください。

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