スキンケア大学 ヘルスケア大学 メンズスキンケア大学

喉が痛い!どんな病気が潜んでる?

更新日:2018/06/27 公開日:2016/02/29

喉にまつわるさまざまな症状

「喉の痛み」と一言で言っても、ヒリヒリした痛みや、鋭い痛み、引きつるような痛みなど、さまざまなバリエーションがあります。今回は、痛みの種類によって、どんな病気の可能性が考えられるのかをご紹介していきます。

喉が痛くなる病気に、どんなものがあるのかを見てきましょう。

喉がヒリヒリと痛むが、飲み込める

急性咽頭炎

「咽頭(鼻の奥から食道の入り口部分)」の粘膜に生じる急性の炎症のことで、喉の痛みのほかに、咳・痰、発熱、首のリンパの腫れなどの症状も見られることがあります。

詳しくは『急性咽頭炎とは』をご覧ください。

急性扁桃炎

一般的に扁桃腺と呼ばれる「口蓋扁桃」に生じる急性の炎症のことで、喉の痛みのほかに、発熱、体のだるさ、悪寒、首のリンパ節の腫れなどの症状が現れることもあります。

鼻咽腔炎

「鼻咽腔」は、鼻と喉の境目あたりのことで、のどちんこ(口蓋垂)の裏側です。ここに炎症が起こると、喉の痛みのほかに、鼻水が喉に降りる、痰が出る、頭が重い、肩凝り、耳閉感、耳鳴りなどの症状が現れます。

喉に鋭い痛みがあり、飲み込むときに痛みが増す

亜急性甲状腺炎

「甲状腺」は、のどぼとけ(甲状軟骨)の下に位置し、甲状腺ホルモンを分泌する器官です。この甲状腺に、亜急性(急性と慢性の間という意味)の炎症が起こると、甲状腺の痛みや腫れ、発熱などが出ます。飲み込むときに痛みが増すのが特徴です。

咽頭カンジダ症

常在菌の「カンジダ菌」が喉に異常繁殖し、炎症を起こす病気です。はじめのうちは、喉に鈍い痛みや乾燥した感じがする程度ですが、炎症が広がると、強い痛みや出血が起こり、飲み込むのも困難になります。

中・下咽頭腫瘍

「中咽頭」は、扁桃腺を中心とする咽頭の中間部分、「下咽頭」は、食道の入り口周辺です。良性腫瘍と悪性腫瘍があり、悪性の場合、腫瘍が大きくなると、周囲の神経が圧迫され、飲み込むのも困難なほど、喉が痛くなることがあります。

喉にひきつるような強い痛みがあるが、飲み込める

扁桃周囲膿瘍

口蓋扁桃が腫れて痛む急性扁桃炎が急激に悪化し、扁桃を包んでいる膜の外側に多量の膿が溜まった状態です。症状が進むと、激しい喉の痛みや嚥下困難だけでなく、口を大きく開けたり、唾を飲み込んだりするのも辛くなります。

咽頭異物

魚の骨など、誤飲した異物が喉に引っかかった状態のことで、喉に痛みや違和感があります。

舌咽神経痛

「舌咽神経」は、脳神経のひとつで、舌の後部1/3の感覚や咽頭筋の運動を支配しています。「舌咽神経痛」は、この舌咽神経が脳から出るあたりで、血管に圧迫されるために生じる痛みと考えられていますが、詳しいことはわかっていません。飲み込むときやあくび、咳などの際に、喉の周りに発作的な激痛が走ります。

このほかに、「急性咽頭炎」「急性扁桃炎」「中・下咽頭腫瘍」の可能性も考えられます。

唾液を飲み込むこともできないほど喉に強い痛みがある

伝染性単核球症

「EBウイルス」の感染がもとになって発症する、特殊なかたちの急性扁桃炎です。EBウイルスは、感染者の唾液の中に存在し、キスなど、口経由で感染します。喉の痛みのほかに、全身倦怠感、発熱、首のリンパの腫れ、湿疹、肝臓や脾臓の拡大、肝機能異常などの症状が現れます。

急性喉頭蓋炎

「喉頭蓋」は、喉頭の入り口にある弁のようなものです。この喉頭蓋に起こる急性の炎症が急性喉頭蓋炎で、特に飲み込むときの激しい痛みが現れます。また、腫れがひどくなると、空気の通り道が塞がれて、呼吸困難や窒息の危険性もあります。

このほかに、「急性咽頭炎」「急性扁桃炎」「扁桃周囲膿瘍」「中・下咽頭腫瘍」の可能性も考えられます。

もちろん、これらのほかにも、この症状をともなう病気は数多く存在します。ここで紹介しているのは、その一部分に過ぎません。ですから、自己判断に頼らず、異変を感じたらただちに医療機関を受診しましょう。