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喉が鳴る原因は?

更新日:2018/06/25 公開日:2016/02/29

喉にまつわるさまざまな症状

なにもしていないときに、喉から変な音が鳴るというときは、なんらかの病気のサインかもしれません。そこで今回は、喉から出る音によって、どんな病気の可能性が考えられるのかをご紹介していきます。

喉から音が鳴るときに、考えられる原因を見ていきましょう。

空気嚥下症(呑気症)

喉から、グッグッ、ギュルルというようなゲップに似たような音が鳴る場合は、「空気嚥下症(呑気症)」かもしれません。空気嚥下症とは、大量の空気を呑み込むことで、胃腸に空気がたまって引き起こされるものです。

食事の際には、誰でも、飲食物と一緒に多少の空気を呑み込んでいますが、こうして呑み込まれた空気は、ゲップやおならとして、無意識のうちに排泄されます。ところが、空気嚥下症の人は、食事の際だけでなく、ふだんの生活の中でも、無意識に空気を呑み込んでしまうため、体内に空気がたまるのです。

空気嚥下症の1番の原因は、ストレスとされており、不安や緊張を感じた際に、無意識に唾を呑み込むくせがある人によく見られます。主な症状は、ゲップや腹部膨満感です。

また、歯の噛みしめによって空気嚥下症になるケースもあり、これを「噛みしめ・呑気症候群」と言います。

本来、私たちの上下の歯は、食事や会話の際に、瞬間的にしか触れ合いません。しかし、無意識のうちに歯(特に奥歯)を噛みしめる癖がある人は、その際に舌が上顎について、唾液が喉の方に流れ込みやすくなります。このため、唾液を呑み込む回数が増え、それと一緒に空気も呑み込みやすくなるのです。

噛みしめ・呑気症候群の場合は、ゲップや腹部膨満感に加えて、頭痛や肩こり、あごや目の痛み、ふらつきなどの症状も現れるのが特徴です。

喘息

呼吸をした際に、ゼーゼー、ヒューヒューという音が鳴ることを「喘鳴(ぜんめい)」といい、これは「喘息(ぜんそく)」の特徴的な症状です。呼吸困難、激しい咳・痰、息切れなども起こります。

喘息とは、気道(特に気管支)が慢性的な炎症によって敏感になり、ちょっとした刺激でも発作が起きる病気です。

発作の誘因になるのは、ダニ、ハウスダスト、ペットの毛やフケ、花粉など、吸い込むとアレルギー反応を起こす「アレルゲン」が大半といわれていますが、運動、タバコの煙、ストレスなど、アレルゲン以外のものが原因となるケースもあります。

下咽頭・咽頭異物

喘鳴は、喉の奥に異物が引っかかっているときにも出ることがあります。

魚の骨など、誤飲した異物が喉に引っかかった状態を「咽頭異物」と言いますが、小さな子供の場合は、コインや飴玉などを誤飲し、下咽頭(喉の一番奥の食道につながる部分)につかえてしまうことがあります。

下咽頭は、「気管(呼吸の際の空気の通り道)」の入り口にある「喉頭」と隣り合わせており、喉頭の中間部分には、「声門」があります。このため下咽頭に異物がつかえると、喉頭や声門が狭められてしまい、そこを空気が無理に通ろうとすることで、喘鳴が出るのです。

もちろん、これらのほかにも、この症状をともなう病気は数多く存在します。ここで紹介しているのは、その一部分に過ぎません。ですから、自己判断に頼らず、異変を感じたらただちに医療機関を受診しましょう。

喉のさまざまな違和感から考えられる病気や原因については、『喉にまつわるさまざまな症状』の記事一覧からご覧ください。