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飲み物や食べ物が喉にしみる!原因はなに?

更新日:2016/12/09 公開日:2016/02/29

喉にまつわるさまざまな症状

普通にしているときは特に気にならないのに、食事をすると、飲み物や食べ物が喉にしみるということがあります。今回は、そんな症状の原因として考えられる病気をご紹介していきます。

飲み物や食べ物が喉にしみるとき、どんな病気の可能性があるのかを見ていきましょう。

慢性咽頭炎

食事の際に、飲食物がしみる場合、考えられる病気のひとつとして「慢性咽頭炎」があります。

慢性咽頭炎とは、「咽頭(鼻の奥から食道の入り口部分)」の粘膜やリンパ組織に生じた慢性の炎症のことです。基本的には、ウイルス感染などによって起こる急性の炎症(急性咽頭炎)が治りきらず、慢性化することで起こります。

慢性化の原因は、睡眠不足、ストレス、喫煙、アルコールなどといった日常生活の不摂生や、ホコリ・刺激性ガスの吸入、空気の乾燥などによる咽頭への刺激、慢性鼻炎や慢性副鼻腔炎で鼻水が喉に落ちることによる刺激など、多岐にわたります。

慢性咽頭炎になると、飲食物がしみる以外にも、喉の痛みや異物感、喉が赤く腫れて乾燥した感じがする、咳や痰、声が少しかすれるなどの症状が現れることがありますが、急性の炎症に比べれば、症状は軽いものです。

中・下咽頭腫瘍

「中咽頭腫瘍」や「下咽頭腫瘍」でも、食事の際に、喉がしみることがあります。

中咽頭腫瘍とは、腫瘍が「中咽頭(口を大きく開けたときに見える口の奥の部分)」にできること、下咽頭腫瘍は腫瘍が「下咽頭(食道の入り口部分)」にできることです。どちらも、良性腫瘍と悪性腫瘍(がん)がありますが、多くの場合は、悪性腫瘍だといわれています。

中咽頭の悪性腫瘍の主な症状は、飲み込むときに喉にしみる感じや違和感がある、喉の痛み・出血、嚥下障害、話しにくくなる、首のリンパ節の腫れなどです。

一方、下咽頭の悪性腫瘍の主な症状は、飲み込むときに喉にしみる感じや違和感がある、嚥下障害、飲み込むときに耳の周辺が痛む、声がれ、首のしこりなどです。

食道がん

飲食物で喉の奥がしみるときは、食道がんの可能性も考えられます。

「食道」は、咽頭と胃をつなぐ管のような臓器で、食べたものを胃に送る役割があります。食道の壁は、いくつもの層が重なってできており、食道がんは、食道壁のもっとも内側にある粘膜から発生し、外側の層に向かって進行していくのが一般的です。

がんが粘膜にとどまっている早期の食道がんでは、自覚症状がほとんどありません。しかし、進行すると、さまざまな症状が現れるようになります。

食べ物を飲み込んだときに、喉の奥がしみる感じがするというのは、最初に現れる自覚症状です。そして、さらにがんが進行すると、食べ物がつかえる、体重の減少、胸や背中の痛み、咳、声のかすれなどといった症状もみられるようになります。

もちろん、これらのほかにも、この症状をともなう病気は数多く存在します。ここで紹介しているのは、その一部分に過ぎません。ですから、自己判断に頼らず、異変を感じたらただちに医療機関を受診しましょう。

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