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喉に水泡ができる原因は?

更新日:2018/06/22 公開日:2016/02/29

喉にまつわるさまざまな症状

喉に違和感があり、鏡でよく観察してみると、喉の奥に小さな水疱(水ぶくれ)ができていることがありますが、その原因は何なのでしょうか。今回は、喉に水疱ができる病気をご紹介していきます。

喉に水疱(水ぶくれ)ができる病気には、どんなものがあるのかを見てきましょう。

咽頭の単純ヘルペス感染症

喉に水疱ができている場合、大人であれば、咽頭の「単純ヘルペス感染症」かもしれません。これは、喉の性感染症のひとつです。

「ヘルペス」は、水ぶくれが集まった状態のことで、ヘルペスウイルスに感染することで起こります。ヘルペスウイルスには、さまざまな種類があり、単純ヘルペスウイルスにも、1型と2型があります。このうち性感染症を起こすのは2型で、性器にできる「性器ヘルペス」の原因として知られています。

単純ヘルペスウイルス2型は、口に感染することはないとされていましたが、最近では、オーラルセックスが普及したことで、性器ヘルペスが口に感染したり、反対に、1型が原因の口唇ヘルペスが性器に感染したりする例が増えてきています。

咽頭(鼻の奥から食道の入り口部分)に、初めてヘルペス感染症が起きると、粘膜に水疱やただれができ、激しい口内炎や喉頭炎になります。

ヘルペスウイルスについて詳しくは『ヘルペスウイルスの種類とそれぞれの病気とは』をご覧ください。

ヘルパンギーナ

喉に水疱ができる病気で、6歳未満の乳幼児に多いのは、「ヘルパンギーナ」です。これは、夏から秋口にかけて流行する夏風邪のひとつで、コクサッキーA群ウイルスやコクサッキーB群ウイルス、エコーウイルスなどによる感染症です。

ヘルパンギーナになると、高熱が2〜3日続き、喉の奥に小さな水疱がたくさんできます。水疱がやがて破れると、粘膜がただれてしみて痛むので、子供は不機嫌になって食欲もなくなります。ひどい場合は、水分もとれなくなるので、脱水症状を起こすこともあります。

ヘルパンギーナは、一般的に子供に多い病気ですが、大人がかかることもあり、大人の場合は、子供より重症化しやすい傾向があります。

ヘルパンギーナについて詳しくは『大人のヘルパンギーナについて』『子供のヘルパンギーナについて』をご覧ください。

手足口病

喉に水疱ができる病気には、もうひとつ「手足口病」もあります。これも夏場に流行しやすい感染症のひとつで、コクサッキーウイルスA6、A16、エンテロウイルス71などのウイルスによって起こります。

その名の通り、手足や口の中に、水疱性の発疹ができるのが特徴で、感染者の3分の1くらいには、発熱がみられることもあります。ただし、高熱が出ることはあまりありません。

手足口病も子供がかかりやすい病気で、例年、報告数の約90%は5歳以下の乳幼児が占めています。しかし、大人がかかることもあり、やはり大人の場合は、重症化しがちです。詳しくは、『大人の手足口病の代表的な症状と治療法』の記事をご覧ください。

もちろん、これらのほかにも、この症状をともなう病気は数多く存在します。ここで紹介しているのは、その一部分に過ぎません。ですから、自己判断に頼らず、異変を感じたらただちに医療機関を受診しましょう。

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