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不整脈の検査方法とは

更新日:2016/12/09 公開日:2016/02/22

不整脈の検査・治療法

不整脈の検査で行われる「ホルター心電図」「運動負荷検査・電気生理学的検査」「胸部エックス線・心エコー」について、ドクター監修の記事で解説します。不整脈の原因を特定するためには複数の検査から判断する必要があります。

不整脈の検査は心電図のほか、運動負荷検査や電気生理学的検査、胸部X線、心エコーなどが行われます。

不整脈の検査方法(1)ホルター心電図

不整脈の原因を特定するためには、心臓の活動をグラフ化することのできる心電図を中心とした検査をする必要があります。

一般的に行われる心電図は短時間の検査で終わりますが、その間に不整脈が起こるとは限りません。不整脈は時間をあけて発生することが多いため、心拍リズムを長い時間チェックできる検査を行わなければならないのです。

そこで、携帯型心電計を用いたホルター心電図検査が有効となります。この心電計を身に着けた状態で帰宅し、そのまま普通に生活してもらいます。そうすることで、24時間のうち何回くらい不整脈が起こっているかがわかるだけでなく、体を動かしているときや寝ているとき、食事中などどのような状況で不整脈が起こるのかまで確認することができるのです。また、危険な不整脈や狭心症の有無まで判断することが可能です。

検査によって危険な不整脈が起きている疑いがある場合には、入院をしてさらに継続した心電図の記録をとります。この検査では、モニター画面で常に心電図をチェックすることができます。

不整脈の検査方法(2)運動負荷検査・電気生理学的検査

ホルター心電図よりも高度でさらに細かい点まで調べることのできるのが、運動負荷検査や電気生理学的検査です。

運動負荷検査では、運動中に心電図検査と血圧測定を行います。階段の上り下りや自転車をこいでいる状態で検査することにより、運動と不整脈の関係や狭心症の有無などを調べます。

電気生理学的検査では、電極のついたカテーテルを心臓まで挿入します。そして電気刺激を与えることにより、心臓の反応を確認するのです。この電気生理学的検査を行うと、不整脈の種類を判断することができます。

不整脈の検査方法(3)胸部X線・心エコー

不整脈の原因を調べるためには、心臓をはじめとした臓器の検査も必要です。そのため、胸部X線写真や心エコー、肝動脈へのMDCT、心カテーテル検査、各種造影検査、血液検査などを行います。

心臓の病気があるか調べるために特に必要となるのが、心エコーです。心エコー検査を行うと、心臓の弁や心筋に異常があるか確認することができます。

この病気・症状の初診に向いている科 循環器内科