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慢性胃炎とは?

更新日:2018/06/21 公開日:2016/02/29

胃炎の基礎知識

胃の不快感や、空腹時・満腹時の胃の痛みなどをともなう慢性胃炎。生活習慣の乱れなどが原因としてあげられますが、ヘリコバクター・ピロリに感染しているケースも見受けられます。ここでは慢性胃炎の特徴と原因について解説します。

慢性的に胃の不快感や痛みをともなう慢性胃炎とは、どのような病気なのでしょうか。

慢性胃炎の症状

慢性胃炎で現れる主な症状は、慢性的な胃の不快感や、空腹時や食後の胃の痛み、胸焼けや胃もたれ、食欲不振などがあげられます。場合によっては、症状がまったく現れないケースもあり、気づかないうちに悪化している危険性もあるのです。また、慢性胃炎に現れる症状は、胃潰瘍や胃がんにも共通する症状が多いため、早めの検査が必要です。さらに慢性胃炎の状態がつづくと、胃がんを引き起こす可能性もあるため、長期的に痛みが続くようであれば、医療機関に相談しましょう。

慢性胃炎の原因

慢性胃炎の原因には、急性胃炎から移行するほかに、食生活をはじめとする生活習慣の乱れがあげられます。長い期間に渡るタバコの吸い過ぎやお酒の飲み過ぎ、辛いものなどの刺激物の頻繁な摂取は、胃を傷める危険性が非常に高いのです。また胃の老化も、胃液の分泌が減って胃の粘膜が収縮し慢性胃炎を引き起こす原因になります。長期服薬やストレスが原因になることもあります。原因が特定できているのであれば、それを取り除くことが治療へと繋がります。

ヘリコバクター・ピロリとは

慢性的な胃炎でもっとも多く見受けられるのが、ヘリコバクター・ピロリ菌に感染したケースです。ヘリコバクター・ピロリとは一般的に“ピロリ菌”と呼ばれる、悪玉菌です。実際に人の胃から採取されたピロリ菌は、数本の「べん毛」というひげのようなものを持っています。べん毛を使って胃の粘膜に入り込むと、アンモニアを発生させ、長く胃の中に住み続けます。ピロリ菌は慢性胃炎のみならず、胃潰瘍や胃がんの発生にも影響を及ぼすことが分かってきています。

また、ピロリ菌によって慢性胃炎が続くと、胃が色あせ、胃の粘膜の下にある血管が、透けて見えるようになる萎縮性胃炎になる可能性があります。このように、胃に悪影響を及ぼすピロリ菌は、ピロリ菌検査によって有無を確認できます。胃の中にピロリ菌が発見された場合は、抗生物質によってピロリ菌を完全に除去する治療が行われていきます。