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意外と知らない!歯ブラシの種類と特徴

更新日:2017/08/01 公開日:2016/02/23

歯ブラシの基礎知識

歯ブラシには、年齢や歯の状態などに合わせてさまざまな種類があります。あなたは日常的に使う自分の歯ブラシをどのように選んでいますか?このページではドクター監修のもと、歯ブラシの種類と特徴について紹介します。

歯ブラシには、年齢や歯の状態などに合わせてさまざまな種類があります。

一般的な歯ブラシ

一般的な手動の歯ブラシにも、それぞれに特徴や適した使い方があります。

歯の発達に合わせた年齢別の種類

・乳歯仕上げ磨き用

乳歯が生え始める乳幼児の歯茎に合わせて、歯ブラシの毛は柔らかく、持ち手は保護者が持ちやすく作られています。

・乳歯列期用

乳歯が生えそろった幼児が使いやすいヘッドの大きさと持ち手にデザインされています。子供向けのキャラクターがあしらわれていることもあります。

・混合歯列期用

乳歯から永久歯への生え変わり期は、歯並びに凹凸が生じて磨き残しが多いため、小回りが利く小さめのヘッドで磨きやすい形状をしています。持ち手は長めで、第1大臼歯(6歳臼歯)に毛先が届きやすく作られています。

・永久歯列期用

中学生から成人向けの歯ブラシです。毛の硬さや毛先の形状はもちろん、ヘッドの大きさや持ち手のデザインなど、多種多様なタイプが揃っています。

歯の形状別による種類

・小ヘッド歯ブラシ

ヘッドが細く、一般的な歯ブラシでは磨きにくい場所に適しています。

・矯正治療中用

矯正用のワイヤーや装置の周辺を磨きやすいよう、毛先が山型やU型などにカットされています。

・部分掃除用(プラウト ワンタフトブラシ)

ヘッドが極めて小さく、「親知らず」や歯と歯の間、歯茎と歯の境目などに使います。歯列矯正中の方にも適しています。

電動歯ブラシ

高速運動電動歯ブラシ

丸型のブラシが上下に動きながら高速回転します。立体的な動きで歯垢(プラーク)を浮かしてこすり落とせるのが特徴。歯にしっかりあてないと磨き残しが出ます。

音波歯ブラシ

音波振動がきめ細かく強力な水流を発生させ、高速で毛先を動かしながら歯垢(プラーク)もしっかり除去します。

超音波歯ブラシ

毛先で超音波を発生させて歯垢(プラーク)を破壊。汚れは掻き出せないので、手動で磨く必要があります。

補助的清掃用具

デンタルフロス

歯ブラシと併用して歯と歯の間に溜まった歯垢(プラーク)を取り除きます。隣同士の歯が接触する面に付いた汚れを落とす能力に優れています。

歯間ブラシ

柄がついて使いやすく、ブラシの太さも豊富。歯と歯の間が開いている場所におすすめですが、太すぎるサイズを使用すると歯茎を傷付けることもあるので、注意が必要です。歯と歯の隙間が狭い場合はデンタルフロスが適しています。

歯ブラシ選びに欠かせない「硬さ」

歯ブラシを選ぶ際、まずチェックしたいのが「歯ブラシの硬さ」です。歯ブラシの硬さは主に「かため」「ふつう」「やわらかめ」の3つのタイプに分類されます。

歯垢の除去力だけで見れば、やわらかめのものよりもかための製品のほうが、歯垢の除去力は強いです。しかし、歯茎や歯の状態によっても、一人ひとりに適した硬さは異なってきます。

それでは、3つのタイプそれぞれの歯ブラシは、どのような人に向いているのでしょうか?

「かため」タイプの歯ブラシ

先に述べたようにもっとも歯垢を落としやすいのがかためタイプの歯ブラシです。しかし、毛が硬いぶん、歯茎にダメージを与えてしまうおそれもあり、歯科医師や歯科衛生士からはあまりおすすめされないタイプでもあります。歯茎にあたると痛いので、無意識のうちに歯と歯茎の境目に歯ブラシをあてない磨き方になってしまうこともあり、歯周病を進行させてしまうこともあります。しっかり磨けた爽快感が強いのでかためタイプが好きという方も多いですが、このタイプを使用する場合は、できれば歯茎の近くだけ柔らかい歯ブラシを併用するようにしましょう。

「ふつう」タイプの歯ブラシ

かためタイプのものよりは歯茎へのダメージは少ないのが特徴です。ただ、歯茎が腫れていたり、歯を磨いた際に痛みがある方は使用を控えたほうがよいでしょう。以下のような方は、ふつうタイプの歯ブラシを使ってみてもよいでしょう。

  • 歯と歯茎が健康である
  • 歯茎の状態が良好である

「やわらかめ」タイプの歯ブラシ

やわらかめタイプの歯ブラシは、歯科医師や歯科衛生士がおすすめすることが多いのが特徴です。歯茎にあたっても痛くないため、歯と歯茎の境目を磨くのに最適で、虫歯だけでなく歯肉炎や歯周病の予防に効果的です。特に以下のような方は、やわらかめの歯ブラシがおすすめです。

  • 歯の表面がもろく、柔らかい「脱灰(だっかい)気味」の歯がある
  • 歯茎がやわらかくて弱い傾向がある
  • 歯茎が下がっている
  • 歯茎からの出血や腫れ、痛みを感じることがある
  • 時間をかけてしっかりと歯を磨きたい
  • 歯磨きの際に痛みを感じたり、しみたりすることがある

「やわらかめ」タイプの歯ブラシの中にも「ソフト」「スーパーソフト」などの段階があります。特に、歯磨きの際に痛みを感じる方や歯茎に腫れがある方は、よりソフトな製品を選ぶのがおすすめです。

以上を参考に、ご自身に合ったものを選んでみましょう。

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