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海外渡航のための予防接種について

更新日:2016/12/09 公開日:2016/03/15

予防接種の基礎知識

海外渡航の前には、予防接種を受けておく必要があります。受けるべき予防接種の種類や、接種スケジュールの注意点を紹介します。

海外渡航の前に予防接種を受けておく必要性や、受けるべき予防接種について解説します。

海外渡航前の予防接種の必要性

海外渡航前には、大きく分けて2つの理由から、予防接種を受ける必要があります。

(1)アフリカや南米の熱帯地域の国々に入国する場合、黄熱(おうねつ)の予防接種を受けた証明書の提示が必要とされます。

(2)海外では、日本とは衛生環境が異なっていることから、日本では流行していない病気が発生しています。予防接種を受けることで、免疫のない感染症から体を守るとともに、まわりの人への二次感染を防止する効果があります。

どのような予防接種を受けたらよいの?

受けるべき予防接種は、渡航先や渡航の目的によって異なります。

前述のように、アフリカや南米の熱帯地域にある国では、黄熱に感染するリスクが高く、「黄熱予防接種証明書」が必要な国があります。黄熱に感染するリスクのある国以外でも、黄熱の流行する国からの入国時に、証明書を必要とする国もありますので、事前に確認しておきましょう。

途上国への渡航では、A型肝炎や狂犬病の予防接種を受けていくことが望ましいです。医療従事者は、B型肝炎の予防接種が推奨されていますが、アジアやアフリカ圏へ行く場合には、特に接種する必要があります。また、アフリカでは、髄膜炎菌の感染リスクが高いため、予防接種を済ませてから渡航しましょう。

南アジアなどでは、ポリオや日本脳炎、また、トレッキングや野外活動を行なう人には、破傷風への感染リスクがあります。これらは、日本で定期予防接種の指定となっていますが、予防接種を受けていない人や、免疫がない人は接種を受けましょう。

渡航者が子供の場合は、年齢に応じた定期予防接種を受け終わっているか、確認しておくことも大切です。

海外渡航者向けの予防接種を受けるには

海外に渡航する予定がある人は、出発の約3か月前から医療機関や検疫所・保健所などで、接種するワクチンの種類や、接種スケジュールの相談をしておくことが理想的です。出発直前に予防接種の予定を組んでいても、体調を崩してしまうと受けられないことがあります。

海外渡航向けの予防接種を受けられる医療機関は、厚生労働省検疫所のホームページに記載されています。輸入ワクチンの接種は、副作用による健康被害が発生したときに、医薬品副作用被害救済制度の対象にならないので、注意が必要です。

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