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A型肝炎の予防接種(A型肝炎ワクチン)

更新日:2018/05/29 公開日:2016/03/25

任意接種の予防接種

A型肝炎が流行している地域に旅行する際は、必ずA型肝炎の予防接種を受けましょう。また、日本国内でもたまに発症が見られます。こちらのページでは、A型肝炎の予防接種スケジュールや副作用などをドクター監修のもと解説しています。

A型肝炎の症状や予防接種の時期についてご紹介します。

A型肝炎ってどのような病気?

A型肝炎ウイルスの感染により起こる病気です。感染の原因は、ウイルスに汚染された食べ物を口にすること。料理をした人がウイルス感染していた、または、ウイルスを溜めこんだ貝を食べてしまったなど、感染経路はさまざまです。

人間の体内に入ったA型肝炎ウイルスは、2週間~1か月間ほど体内に潜伏します。発症すると体のだるさや発熱、腹痛や下痢、黄疸(おうだん:皮膚や眼の白目部分が黄色く変化すること)などの症状が見られます。発症に気づかないほどの軽症ですむこともありますが、ひどくなると数週間程度の入院が必要になります。まれに劇症肝炎を引き起こすこともあり、そうなると命にかかわります。

後遺症が現れることはほとんどありませんが、重症化すると細胆管炎性肝炎(さいたんかんえんせいかんえん)を発症する場合も。完治には半年ほどかかります。

A型肝炎の発生している国

A型肝炎は世界中で確認されていますが、特に衛生状態が悪く飲用水の管理環境が悪い地域ではリスクが高くなります。具体的には、ユーラシア大陸・アフリカ大陸・南アメリカ大陸のほとんどの地域とインドネシアの地域が該当します。

詳しくは、厚生労働省検疫所のホームページにも記載されています。

A型肝炎の予防方法

A型肝炎の予防法としてもっとも一般的に行われているのが手洗いです。

また、ワクチンの予防接種も有効です。A型肝炎の予防接種の予定については、後で詳しく解説しますが、3回の摂取を行えば抗体の獲得率は100%といわれています。

A型肝炎のワクチン接種をしたほうがよいと思われるのは

A型肝炎ワクチンは「トラベラーズワクチン」ともいわれているため、ワクチンの予防接種は海外に渡航される方が対象です。なかでも、アジア、サハラ砂漠以南のアメリカ、中南米を中心に発展途上国は流行地域とされていますので、これらの地域への渡航者は、A型肝炎ワクチンの接種が推奨されています。

特に都市部以外の衛生状態の悪い場所に滞在予定の方は、予防接種をおすすめします。

A型肝炎予防接種の接種スケジュール

1歳から接種が受けられます。2~4週の間をあけて2回目を接種し、その半年後あたりに3回目を接種、計3回となります。

A型肝炎の予防接種で起こりうる副作用・注意点

A型肝炎のワクチンは、非常に安全です。副作用として、体がだるくなる、注射した場所が痛む、赤くなるなどがありますが、重症のケースは報告されていません。

受け方・スケジュール立てのポイント

日本は、昔と比べて衛生環境が改善されました。そのため、60歳以下の日本人のほとんどは、免疫を持っていません。しかし、先進国以外ではよく流行している病気であり、日本国内でも完全に撲滅できているわけではありません。たまに感染が報告されているので、海外に行く予定がなくても接種しておくと安心です。

海外渡航する場合は、予防接種してから免疫ができるまで時間がかかるので、出国3か月前までに済ませておきましょう。

海外渡航の際に接種がすすめられることも

発展途上国やA型肝炎が流行している地域に旅行する、または1か月以上など長期に渡って滞在する場合は、親はもちろん子供にも必ず接種させましょう。

詳しくは『海外渡航のための予防接種について』をご覧ください。

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