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医療用ウィッグ(かつら)とは

更新日:2017/01/29 公開日:2016/03/24

医療用ウィッグの特徴を見ていきましょう。

「医療用ウィッグ」を主に使うのはどのような人?

女性が薄毛になる要因には、ホルモンバランスの乱れや加齢、ストレス、極端なダイエット、頭皮トラブルなど、さまざまなものがあり、多くの場合は、複数の要因が複雑に絡み合っています。しかし、中には、抗がん剤治療の影響や円形脱毛症など、病気やその治療が原因で薄毛になってしまう人もおり、こうした人のためにつくられているのが「医療用ウィッグ」です。

一般のウィッグと医療用ウィッグの違い

「ウィッグ」には、頭全体を覆うタイプから、分け目やつむじなど、薄毛が気になる部分だけをボリュームアップさせるタイプ、地毛を活かして着用できるタイプ、ヘアアレンジの延長としてアクセサリー感覚で使える「つけ毛」まで、さまざまなタイプがあります。医療用ウィッグには、どのような特徴があるのでしょうか。

敏感な頭皮にやさしい素材で作られている

病気やその治療で髪が抜けてしまう人は、頭皮がとても敏感な状態になっています。そのため医療用ウィッグは、地肌にやさしい素材を使っていたり、通気性がよかったり、長時間つけたままにしていてもズレたり外れたりせず、それでいて締め付けたりしないような工夫がされています。

抗がん剤治療中の頭のサイズ変化に対応

また、抗がん剤治療を始めると、髪が全体的に抜け落ち、治療終了後に全体的に生えてくるので、時期によって髪の量が大きく変わり、それによって頭のサイズが変化します。このため医療用ウィッグには、髪の量に合わせて、サイズ調整ができるものも多く見られます。

このように医療用ウィッグは、一般的なウィッグに比べて、品質や機能性に優れているのが特徴で、その分、価格も高めに設定されています。

医療用ウィッグはJIS規格適合品

少し前まで、医療用ウィッグには、明確な定義がなかったため、製造・販売する企業によって、品質にバラつきがありました。しかし、2015年4月に経済産業省が、医療用ウィッグおよび附属品についての外観、性能、試験方法などを定めたJIS規格を制定したことで、現在では、直接皮膚に接触する部分のパッチテストや、洗ったり汗をかいたりしたときの色落ちなどの試験をJIS基準で行い、その厳しい品質検査をクリアしたウィッグだけが「JIS規格適合品」と認められるようになっています。

患者の精神面のサポートにも役立つ

「髪は女の命」という言葉からもわかるように、女性にとって髪を失うことは、男性の場合とはまた違う、特別な苦しみがあるものです。このため、たとえ病気やその治療のためであっても、脱毛が目立つと、気持ちが塞ぎこんでしまい、人と顔を合わせることさえつらいと感じてしまう人もいます。でも、そんなに思い詰めた状態では、病状にも悪影響を及ぼしてしまうかもしれません。

医療用ウィッグには、そういった患者の気持ちに寄り添い、精神面をサポートしたり、生活の質を高めたりする役割があります。

本物の髪を使ったウィッグなら、さらに自然な仕上がりに

ウィッグには、本物の人の髪の毛を使用した「人毛ウィッグ」というタイプもあります。1本1本が人の髪でつくられているため、見た目や手触りが自然で、カラーリングやパーマも楽しむことができ、スタイリングしやすいのが特徴です。比較的高価なものが多いのが難点ですが、ウィッグを使用していることを絶対気づかれたくないという場合は人毛ウィッグを選ぶのもよいでしょう。詳しくは、『人毛ウィッグ(かつら)とは』をご覧ください。

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