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離乳食後期!カミカミ期(9~11か月)の献立や進め方

更新日:2016/12/15 公開日:2016/03/30

離乳食

離乳食の後期となる「カミカミ期」。赤ちゃんも食べることに慣れ始め、メニューの幅もさらに広がるこの時期からは、離乳食から栄養を摂ることも大切に。管理栄養士監修のもと、この時期のメニューや食べさせ方について詳しく解説します。

日常の動きも活発になる9~11か月の赤ちゃん。離乳食にも慣れ始め、メニューや回数も大人の食事へと近づいていきます。歯ぐきや前歯で「カミカミ」できるようになるこの時期の離乳食について、詳しく解説します。

カミカミ期(9~11か月)の赤ちゃんってどんな様子?

9~11か月になると、ハイハイやつかまり立ち、伝い歩きが始まります。中には「ママ」「ワンワン」など意味のある言葉を発する赤ちゃんもいます。運動量も増え、いろいろなことに興味を持つようになるので、離乳食を食べるときにもムラがあったり、遊び食べを始めたりすることもあります。

舌は上下と前後に加え、左右にも動くようになり、舌でつぶせないものは左右の歯ぐきでかんで食べられるようになります。上下の前歯が揃い、前歯で一口かじりとることができる子もいます。

カミカミ期(9~11か月)の食事の量、固さ

まだ、かみつぶす力は弱いため、歯ぐきでつぶせるくらいの固さのものを与えます。完熟したバナナくらいの固さが目安です。回数は大人と同じように、できるだけ規則正しく朝・昼・夜と1日3回食事するように心がけましょう。また、栄養の約6割を離乳食から摂るようになるので、栄養バランスにも配慮が必要です。ただし、無理強いは禁物。数日から1週間の間で調整するつもりでいればよいでしょう。

この時期は赤ちゃんの消化能力も徐々に発達し、食べられる食材も増えてきます。栄養面では、鉄分が不足しやすくなるため、少しずつ赤身の魚や肉、レバーを取り入れてもよいでしょう。9か月くらいになると牛肉や豚肉も食べられるようになっていきます。

1回に摂取する量は、食品別に見ると、穀類は、おかゆの場合90g、やわらかいご飯の場合80g、野菜・果物は30~40g、タンパク質食品は魚の場合15g、肉の場合15g、豆腐の場合45g、全卵の場合1/2個、乳製品は80gを目安にします。できるだけ1日の中で主食、野菜、タンパク質がそろうように献立を考えてみましょう。

離乳食をよく食べている場合、母乳やミルクの量は子供のペースに合わせ、無理に飲ませる必要はありません。

カミカミ期(9~11か月)の離乳食作りのポイント

食べられる食材も増え、味覚も発達してくる「カミカミ期」は、和風だし、トマト味など薄めの味付けを加えてもよいでしょう。油を使った料理を取り入れ始めるのもこの時期。調理法も増え、さらにメニューの幅も広がっていきますが、毎食作るのは大変なので、大人用のおかずに味付けする前にとりわけたり、下ごしらえした食材を冷凍保存しておくと便利です。

各メニューの調理法は下記を参考にしてください。

  • やわらかいご飯…お米1、水2~3で炊きます。
  • パン…やわらかいパンを小さくちぎります。
  • うどん…やわらかくゆでて、1~2cmの長さに切ります。
  • 野菜・果物…やわらかく煮ます。手づかみで食べられるよう、持ちやすい大きさに調理してもよいでしょう。
  • 魚…青魚は十分に加熱しましょう。身をほぐした後に水溶き片栗粉などでとろみをつけると食べやすくなります。
  • 肉…鳥レバー、豚肉や牛肉の赤身などをひき肉状にします。
  • 卵…全卵が食べられるようになります。

カミカミ期(9~11か月)の食べさせ方

ベビーラックやベビーチェアに座って、パパやママと同じ食卓を囲むのが理想です。周囲の人の言動も徐々に理解できるようになる時期なので、楽しい食事になれば、遊び食べも減っていきます。また、手づかみで食べるようになったら、食べ物の見た目や形を工夫してみましょう。好奇心を刺激し、離乳食も進みやすくなります。