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帯状疱疹の薬にはどんなものがある?

更新日:2016/12/09 公開日:2016/03/19

帯状疱疹の治療法

帯状疱疹を治療するための薬は、どんなものが処方されるのでしょうか。原因となるウイルスの増殖を抑える飲み薬、塗り薬など、帯状疱疹の症状を軽くして回復を早め、後遺症を残さないための治療薬の種類をご紹介します。

帯状疱疹の治療にはどんな薬が処方されるのでしょうか。

内服薬での治療

帯状疱疹の治療では、抗ヘルペス薬の使用が主となります。

抗ヘルペスウイルス薬

抗ヘルペス薬はウイルスの増殖を抑える薬です。免疫力が極端に弱まっている、または症状がひどい場合は、内服薬でなく、入院して点滴で抗ヘルペス薬を投与することもあります。加えて患部に塗り薬を塗布する場合もあります。

抗ウイルス剤といってもウイルスを殺す作用はないため、効果が現れるまでに2日ほどかかります。この期間に発疹が広がることもありますが、効いていないわけではありません。効果が感じられないからと勝手に量をふやしたり、服用をやめたりするのではなく、ドクターの指示通りに飲み、しばらく様子を見ることが必要です。

副作用は比較的少ない薬ですが、まれに吐き気や腹痛が感じられることもあります。飲み合わせが悪い薬があるので、常用している薬があればドクターに相談しましょう。

鎮痛薬(痛み止め)

鎮痛剤には、痛みによる精神的苦痛を和らげるだけでなく、痛みをコントロールすることで、発疹の完治後に痛みが残る後遺症になりにくくなるという重要な役割があります。非ステロイド系の消炎鎮痛薬、神経障害性疼痛治療薬または抗うつ薬が処方されます。鎮痛剤が効かないほど痛みがひどい場合は、神経の周囲に局所麻酔を注射する神経ブロック療法もあります。

帯状疱疹は複数の痛みが混在することが特徴なので、それぞれの痛みに効く効果的な治療薬を選ぶことは難しいのです。痛みをできるだけ正確にドクターに伝え、よく相談することが必要です。

塗り薬

皮膚を保護し、水疱がつぶれることによる傷口からの細菌の侵入を防ぎます。抗ウイルス効果のある薬や、皮膚の腫れや痛みを和らげる作用がある薬など、症状に応じて処方されます。

薬は早めの使用開始が大切です

症状を軽く済ませるためには、ウイルスの増殖をできるだけ抑えることが必要です。特に抗ウイルス剤は、発症後できるだけ早い時期(発疹が現われてから3日以内)に服用を始めましょう。

他の薬もできるだけ早期に使用開始することで、皮膚や神経の損傷を最小限にとどめることができ、症状を軽くして早く治す効果が期待できます。また、帯状疱疹のつらい痛みがいつまでも残る「帯状疱疹後神経痛」という後遺症を防ぐ確率も高くなります。