スキンケア大学 ヘルスケア大学 メンズスキンケア大学

水疱瘡(みずぼうそう)でブツブツが出た!子供も大人も要注意

更新日:2017/10/05 公開日:2016/03/31

水疱瘡(みずぼうそう)の基礎知識

水疱瘡(みずぼうそう)とは、何が原因で引き起こり、どのような症状が現れ、どのように治癒するのでしょうか。予防接種の効果や、病院で行われる治療法、水疱瘡のときに飲んではいけない薬などをドクター監修のもとお伝えします。

水疱瘡(みずぼうそう)の原因や症状、病院で行われる治療法についてご説明します。

水疱瘡(みずぼうそう)とは

水疱瘡は、かゆみをともなう水疱(水ぶくれ)が身体全体に現れる感染症です。初期症状として、子供の場合は、まず赤く小さなポツポツ(紅斑)が体の中央部に現れ、微熱をともなうこともあります。その後、症状は丘状に盛り上がる丘疹(きゅうしん)へと変化し、数時間後にその下から、ひどいかゆみをともなった水疱が現われます。そして、水疱は黒いかさぶたになって自然にはがれ落ちますが、身体に現れた全ての水疱がかさぶたになるまでに3~4日から1週間程度かかります。

詳しくは、『水疱瘡(みずぼうそう)の症状!発疹が治癒するまで』をご覧ください。

水疱瘡の特徴について

水疱瘡の特徴について見てみましょう。

水痘・帯状疱疹(たいじょうほうしん)ウイルスについて

水疱瘡の原因は水痘・帯状疱疹ウイルスという、ヘルペスウイルスの一種です。水痘・帯状疱疹ウイルスは、体内に侵入した後どんどん増殖していきます。また、水痘・帯状疱疹ウイルスは感染力が強いウイルスです。

水疱瘡の潜伏期間について

水疱瘡の原因である水痘・帯状疱疹ウイルスは、およそ2週間の潜伏期間があります。この間に体内でウイルスが増殖します。水疱瘡の潜伏期間については『水疱瘡(みずぼうそう)の潜伏期間は?症状や予防法について』に記載してあります。

水疱瘡の感染経路

水疱瘡の感染経路は3種類あります。

  • 飛沫感染:患者が咳やくしゃみをしたときに、飛び散ったウイルスを吸い込んで感染します
  • 接触感染:ウイルスが付いた手やタオルで口を拭くなどして感染します
  • 空気感染:空気中に舞っているウイルスを吸い込んで感染します

原因について、詳しくは『水疱瘡(みずぼうそう)の原因になるのは、どんなウイルス?』をご覧ください。

水疱瘡の症状について

水疱瘡の症状は、子供が罹る場合と大人が罹る場合で異なります。

子供の症状について

発疹が出現する2~3日前には、身体のだるさや食欲の低下、頭痛とともに37度前後の発熱が見られることがあります。しかし、子供の場合は、これらの症状が現れたとしても他人に伝えることが難しい場合があるので、なんとなく不機嫌、普段より怒りっぽいなどの状態を見過ごさないことが大切です。

大人の症状について

水疱瘡は大人になってから罹ると重症化しやすいです。特徴的な水疱も数多く発生して重症化しやすく、高熱をともなうこともあります。合併症にも移行しやすく、子供に比べて肺炎、脳炎、肝炎を併発する危険性が高くなります。子供のころに水疱瘡になっていない人は、予防接種を受けておくことをおすすめします。

予防接種が効果的

水疱瘡は主に子供の病気で、9歳以下での発症が90%以上を占める病気です。しかし、現在では予防接種の普及により、自然発症率は低下しています。水疱瘡の予防接種を受けることにより、水疱瘡の発症を抑える効果がある他、水疱瘡の重症化や合併症の予防効果があります。水疱瘡の予防ワクチンは、副作用も比較的少なく安全性の高いワクチンです。また、以前の水疱瘡ワクチンにはゼラチン成分が含まれていたため、ゼラチンアレルギーの人は接種できませんでした。しかし、ワクチンの改良が進んだことで、現在使用されているワクチンにはゼラチン成分が必要なくなり、ゼラチンアレルギーの人でも安心して接種できるようになりました。

水疱瘡の予防接種について、詳しくは『水疱瘡を防ごう!予防接種のさまざまな効果』をご覧ください。

水疱瘡の治療法

水疱瘡は、ウイルスの増殖を抑える抗ウイルス剤の投与が主な治療法です。かゆみを抑える抗ヒスタミン剤、化膿止めとしては抗生物質、かゆみを抑え、水疱が破れないよう保護する役割として、亜鉛華軟膏(カチリ)などの薬が処方されます。また、水疱瘡を発症しているときにアスピリン系の薬を服用すると、重い脳症へと移行する恐れがあります。アスピリン系の成分が含まれていることがあるので、市販のかぜ薬や解熱剤は飲まないようにしましょう。自己判断で薬を服用することは、絶対にしてはなりません。

治療法について、詳しくは『水疱瘡の治療、スタートはできるだけ早くが効果的』をご覧ください。

水疱が現れたら水疱瘡かも

身体にたくさんの水疱が見られ、かゆみをともなう病気が水疱瘡です。もし、子供の身体に水疱が現れたら、早めにドクターに相談をするといいでしょう。また、もし子供の頃に水疱瘡に罹っていないなら、早めに予防接種を受けるようにしてください。

この病気・症状の初診に向いている科 皮膚科

ヘルスケア本