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共働きが、既婚女性のストレスに?

更新日:2016.12.09
公開日:2016.04.13
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この記事の監修者
医療法人浩聖会 セイコメディカルビューティクリニック 理事長 曽山聖子

共働き家庭にとって、夫婦間での家事や育児の分担は大きな問題のひとつ。「自分ばかりに負担がかかっている」とストレスを感じている女性も多いようです。仕事と家庭の両立で溜まるイライラやストレスを減らす方法を紹介します。

共働きの家庭にとって、夫婦間での家事や育児の分担は大きな問題のひとつ。そこで感じるストレスは夫婦関係を悪化させたり、心身の健康を損なってしまったりする大きな原因になります。少しでもストレスを減らせるよう、夫婦のスタイルに合った家事や育児の分担方法を考えてみましょう。

共働きで収入は倍、喜びも倍?

1980年代に多数を占めていた専業主婦世帯は減少を続け、近年、共働き世帯が増加しています。90年代後半にはその数が逆転し、今や、共働き世帯が専業主婦世帯の約1.5倍。共働き世帯1077万世帯に対し、専業主婦世帯は720万世帯です(内閣府『男女共同参画白書』平成27年版)。

仕事を続ける女性が増えることで、自分自身の存在感や社会的な有能性を感じることができたり、夫への経済的な依存が小さくなり夫婦関係が対等になったりするよい面がある一方、仕事に加えて、家事や育児、介護などを担当し、ストレスを抱えている女性も多くいるようです。

「私ばかり家事してる!」がストレスのもとに

旭化成ホームズが、30代共働き夫婦の家事分担の実態と意識について実施した調査によると、家事・育児に参加する夫も増えていますが、それでも女性側の負担が多いよう。「家事・育児の中心を担うのは女性」というが、根強く残っていることがうかがえます。育児には積極的に参加するけれども、料理や洗濯といった家事は経験数が少ないため、苦手とするパパも多くいます。

また、中には、残業や出張が多く、思いがあっても、思うように家事をできないという男性もいるでしょう。こうした状況が、女性ばかりが家事をしていると感じる要因になっていると思われます。

共働き夫婦がストレスをためないコツとは

このようなストレスは、夫婦関係を悪化させたり、美や心身の健康を損なったりする原因にもなり得ます。家事や育児の負担を減らせるよう、自分たちに合った分担方法を話し合ってみましょう。

ライフスタイルやこなせる家事の量を考えて分担を決める

あらかじめ、どちらが何をやるかの担当を決めておきます。お互いの仕事量や得意不得意分野を考慮して決めることができるのがメリットです。

その都度できる人がやる

日々の生活で時間のあるときにできることを見つけて行います。融通を利かせやすいのがメリットですが、相手を思いやりお互いが協力し合う姿勢がないと、負担感や不公平感を抱きやすい方法です。

仕事のスケジュールに合わせて分担

休みの方が家事を担当する、仕事の人がゴミ捨てや買い物を済ませるというように、仕事のスケジュールによって家事の分担を進める方法。あらかじめ、仕事の予定が立てやすい夫婦に向いています。

夫伸ばしのコツは、「褒めて伸ばし、自信をつけること」。妻にとっては文句のつもりではなくても、夫は文句を言われたと捉えている場合があります。夫婦関係が悪化すると、余計にストレスが溜まる逆効果となりますので、相手への感謝の気持ちを言葉や態度にしてしっかりと表すことを大切にしましょう。

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