ストレスは同じ状況下にあっても、心身にトラブルが起こる人と元気に過ごせる人がいます。受け手の受け止め方や考え方によって、ストレスをためやすい人とそうでない人がいるからです。
ストレス耐性とは
同じようなストレスに遭遇したとしても、大きなダメージを受ける人と、さほど気にしない人がいるのは、「ストレス耐性」の違いです。ストレス耐性は、個人の資質や物の捉え方、考え方、状況なども大きな関わりを持っています。
ストレスに強いタイプは、「気持ちの切り替えが早い」「他人の目を気にしない」「感情をのびのび表現できる」「『相手にも事情がある』と想像力を働かせることができる」などの特徴があります。一方、ストレスに弱いタイプは、「几帳面」「完璧主義者」「周囲に自分を合わせようとする」「感受性が強く神経が細やか」「物事へのこだわりが強い」などの特徴があり、日本人にはこちらのタイプが多いようです。
ストレス耐性のある人、ない人はどこが違う?
たとえば、仕事でミスをしてしまった時、あなたの頭に浮かぶことはどんなことでしょうか。ストレス耐性の低い人は「こんな失敗をしたらもう終わりだ」といつまでもダメージを引きずる傾向がありますが、ストレス耐性の強い人の反応は全く異なります。「タイミングが悪かった」「失敗から学んで成長の機会にしよう」と気持ちを切り替えたり、上手に周囲の援助を求めたりしながら、コツコツと走り続けることができるのです。
ストレス耐性を高めるためには、十分な睡眠、規則正しいバランスのとれた食生活などの生活リズムが整っていることが基本です。生活リズムは、心を平穏に保つためのホルモンや神経伝達物質などの分泌と密接に関わっているためです。また、仕事や家事を忘れることのできる趣味などを持ち、気晴らし上手な人も、ストレスを上手にかわすことが可能です。忙しい毎日の中でも、自分にとってリラックスできる場所や気持ちを切り替えられる時間、習慣を持つことを大切にしましょう。
ストレスに「耐える」という発想を捨てよう
適度なストレスは人間の成長につながります。ただし、「ストレスに耐える」という考えで、ストレスを溜めたまま、がむしゃらにがんばり続けるという考えは、いつか限界に達して美や心身の健康を崩します。心のケアを万全にできてこそ、仕事をがんばり続けることができるということを忘れないようにしましょう。
そのためにも、ストレスを感じている自分を客観的に見つめ、適切に対処できる力を身に着けることが大切です。
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