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市販の風邪薬を使う際の選び方と注意点

更新日:2017/03/23 公開日:2016/03/24

風邪の予防・ホームケア

薬局で風邪薬を選ぶ際、どれを選んだらよいのか悩んだ経験はありませんか。風邪薬は症状や自分の体に適したものを選ぶことが大切です。ドクター監修のもと市販の風邪薬の選び方と、使う際の注意点について解説します。

市販の風邪薬の選び方と使用する際の注意点について解説します。また、風邪薬でのトラブルや対処法についても記載をするのでよく確認しておきましょう。

風邪薬の役割

市販薬に限らず、病院で処方される薬を含めても、風邪の原因となっているウイルスそのものに直接作用する薬は現在のところありません。風邪薬は、風邪の症状を緩和させること(=対症療法)を目的に使用されます。体がウイルスと戦うのを助ける役割を担っています。

症状別に選ぶ風邪薬

風邪薬を選ぶ際は成分のほかに、飲みやすさ、服用回数、携帯性なども確認する必要があります。ここでは特に重要になる「症状別の薬の選び方」について紹介していきます。

くしゃみ、鼻水、鼻づまりがある場合

抗ヒスタミン薬を使用します。成分にはマレイン酸クロルフェニラミンなどがあり、炎症やアレルギー症状を抑えてくれます。

熱、関節痛がある場合

解熱鎮痛薬を使用します。ピリン系(イソプロピルアンチピリン)と非ピリン系(アスピリン・アセトアミノフェンなど)があります。

のどの痛みがある場合

抗炎症薬を使用します。成分はトラネキサム酸、塩化リゾチームなどがあげられます。殺菌・消毒効果のあるうがい薬やトローチの使用もおすすめです。

咳、たんがある場合

咳を鎮める成分には、リン酸ジヒドロコデインやリン酸コデインなどがあります。また、たんが絡まるときは塩酸ブロムヘキシンを含んだものが有効です。

複数の症状が見られる場合

複数の症状があわせて起こっている場合には、さまざまな成分が含まれる「総合感冒薬」がおすすめです。

風邪薬の注意点について

風邪薬を選ぶ時と使うときにはそれぞれ注意があります。

副作用について

卵アレルギーの方は使用しないでください。強いアレルギー反応があらわれる可能性があります。

15歳未満の方は使用を避けてください。アレルギー反応が生じることがあります。

熱を下げる、関節やのどの痛みを抑える働きがあるため、ほかに痛み止めなどを服用している場合、効果が重複することがあり、注意が必要です。

風邪薬には眠くなる成分を含むものがあります。服用後の車の運転や、危険な場所での作業は控えるようにしてください。

  • 塩化リゾチームを含んだ風邪薬
  • アスピリンを含んだ風邪薬
  • 解熱鎮痛薬
  • そのほかの風邪薬

使用上の注意点

いずれの風邪薬にも用法が決められています。たとえば「服用タイミング(食前・食後)」、「服用間隔(○時間あける)」といった具合です。正しい用法を守らないと患者に悪影響を及ぼす可能性もあるので、用法を守るようにしてください。

いずれの風邪薬にも用量が決められています。たとえば「1回○錠」「1回○ml」といった具合です。正しい用量を守ってこそ風邪薬の効果が現れるので、風邪薬に記載された用量を守るようにしてください。

  • 用法
  • 用量

風邪薬でのトラブルと対処法

風邪薬に効果が見られないケース

風邪薬を使っているのにもかかわらず症状が緩和しない場合もあります。たとえば以下のようなことが考えられます。

  • そもそも風邪ではない(風邪と似た病気にかかっている)
  • 間違った風邪薬を服用している(症状に効果がない薬を飲んでいる)

風邪薬を飲んでいるにもかかわらず症状が改善しない場合には、一度病院で受診した方が賢明です。

風邪薬による副作用を経験したことがあるケース

市販の風邪薬といえども、患者自身の状況に合わせて適切なものを選ぶことが大事です。具体的には下記のような人は風邪薬を選ぶ際に注意が必要になります。

  • 薬による副作用を経験したことがある方
  • 薬や食べ物によるアレルギーを持っている方
  • ほかの薬をのんでいる方

こうした状況にある人は、選ぶ際や使う際に医師や薬剤師に相談したほうがいいでしょう。

副作用などに注意しながら症状で選びましょう

市販の風邪薬は症状に合ったものを選ぶことが肝心です。ただし、なにかしらの副作用などもあるので注意が必要でしょう。もし風邪薬について不安な点やわからない点があれば医師や薬剤師に相談することも大事です。症状や発症時期など、具体的に説明すれば適切な風邪薬を見つけやすくなります。

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