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抗疲労効果で注目されるイミダペプチドとは

更新日:2018/06/26 公開日:2016/03/25

疲労回復の方法

イミダペプチドは、それを摂ることで疲労回復の効果があると期待されている成分です。イミダペプチドが疲労によいとされるのにはどのような理由があるのでしょうか。イミダペプチドを効率的に摂取する方法についてもあわせて解説します。

疲労によいとされる成分、イミダペプチドについて解説します。

イミダペプチドはアミノ酸結合体の一種

イミダペプチドは、正式名称をイミダゾールジペプチドと言い、イミダゾール基をもつアミノ酸結合体の総称(アミノ酸がふたつ結合したもの)です。アミノ酸の結合の仕方で、アンセリン、カルノシン、バレニンなどの種類に分けられます。

イミダペプチドには高い抗疲労効果が認められている

大阪市や大阪市立大学、食品メーカーをはじめとする18社の企業のプロジェクトで行った臨床試験において、イミダペプチドは高い抗疲労効果があることが確認されています。

イミダペプチドは、渡り鳥や回遊魚など、長時間連続して動き続ける生物の特に酷使する部分に多く含まれていますが、このような動物が長時間動き続けていられるのはイミダペプチドの働きによるものと考えられています。

イミダペプチドが疲労に作用するメカニズム

では、イミダペプチドはどのように疲労に作用するのでしょうか。そこには、イミダペプチドがもつ抗酸化作用が関係しています。

ヒトを含む多くの生き物は、生きている中で常に酸素を消費しています。この酸素の一部は消費される過程で活性酸素に変換されますが、本来、活性酸素はすみやかに体内で処理されます。しかし、過度に活動すると大量に活性酸素が発生し、処理しきれずに残ってしまいます。この過剰な活性酸素は細胞にダメージを与え、それによって、疲労や能率低下が起こります。さらに、その情報が脳の疲労中枢に伝わることで、「疲労感」として自覚するのです。イミダペプチドは、この活性酸素を抑えて細胞へのダメージを予防し、疲労の発生を抑えたり、疲労を回復するとされています。

イミダペプチドを効果的に摂取するには?

イミダペプチドは人間の骨格筋や脳にも豊富に存在しています。しかし、加齢とともに減少し、30歳から70歳にかけては体内濃度が3分の1にもなるといわれています。そのため、外部から補うことが望まれます。

食物から摂取する

イミダペプチドの疲労回復効果を十分に得るためには、1日200mg、2週間以上摂取する必要があるとされています。イミダペプチドが特に多く含まれている食材が鶏の胸肉です。鶏胸肉のおよそ100gにイミダペプチドが200mg含まれています。30分ほど煮込めば、スープにイミダペプチドが抽出されるので、煮込んだスープごと食べるのがおすすめです。そのほか、豚ロースや豚もも、カツオなどにも多く含まれています。

サプリメントを利用

イミダペプチドが含まれる食べ物を定期的に摂ることが難しい場合は、高濃度のイミダペプチドを配合したイミダペプチド飲料やサプリメントを活用するというのもひとつの方法です。ビタミンCなど他の抗酸化成分と一緒に摂ると、より効果が期待できます。

研究でもその抗疲労効果が認められているイミダペプチド。自分の摂りやすい方法で意識的に摂取し、疲れ知らずの体を目指していきましょう。

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