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生理前に体重が増える理由

更新日:2017/12/07 公開日:2016/03/28

PMSの症状・生理前のトラブル

生理が始まる前になると体重が増えることがあるのはなぜでしょうか。そのメカニズムについて、また、ダイエット中の人への注意について、ドクター監修のもと解説します。

生理前になると体重が増えることがあります。その原因を探ってみましょう。

生理前になると体重が増える原因

生理前に体重が増えるのは、生理前にプロゲステロンという黄体ホルモンが増加することが原因です。黄体ホルモンの分泌増加は、身体にどのような影響を与え、体重増加につながるのでしょうか。

栄養や水分をため込む

この時期は妊娠しやすい体を作るため、黄体ホルモンの分泌量が増加します。受精卵が着床しやすいように、子宮内膜を厚くする原料となる栄養や水分を体内に蓄えようとするので、むくみをともなって体重が増加するのです。

血糖値上昇と食欲の増進

黄体ホルモンは血糖値を上昇させます。血糖値が上昇すると、血糖値を下げようとしてインスリンというホルモンが分泌されますが、インスリンは脂肪を合成する働きがあります。すると、使われなかった糖がインスリンの作用で脂肪として蓄えられるので、体重増加の原因につながります。

加えて、インスリンが血糖値を下げるために空腹感が増し、それを満たすためにさらに食べてしまい、カロリーオーバーとなって太ってしまうことなります。

生理後むくみが取れればもとに戻る

黄体ホルモンの分泌量増加のせいでむくんでいた体も、生理後になると、黄体ホルモンの減少とともにむくみもおさまり、体重も戻るのが普通です。

食べ過ぎ、運動不足で体重が増えてしまったのではなく、ホルモンの作用で体重が増えるのは、体の機能が正常に働いている証拠。特に心配することはありません。

気をつけたいのはダイエット中の人です。一生懸命ダイエットしていたら、あるときからピタッと体重が減らなくなった…そんなとき、生理周期と黄体ホルモンの影響がわかっていないと、自分のダイエット方法がいけないのではと悩む原因になります。

生理前から生理中期までのダイエットは休憩しましょう。この時期、体重2kg程度までの増加は、黄体ホルモンの影響と考えられます。体重が減らないからと、さらに無理なダイエットをすると、体を壊しかねません。特に生理中は貧血になりやすいので、無理な節食は禁物です。

生理後はむくみも減って痩せやすくなる時期なので、ダイエットは生理後に再開しましょう。

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