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生理前の肩こりの原因と対策

更新日:2017/12/07 公開日:2016/03/28

PMSの症状・生理前のトラブル

生理前に肩こりになりやすいことは、意外と知られていません。原因不明のまま我慢している人は多いのではないでしょうか。ここでは、生理前の肩こりの原因と対策について、ドクター監修のもと解説します。

生理前に肩こりになりやすい原因と、改善方法を紹介します。

生理前の肩こりの原因

生理前は黄体ホルモン分泌量が増えるため、さまざまな不調を起こしやすくなります。肩こりもその一つです。普段から冷えや目の疲れがある人は肩こりになりやすいのですが、生理前になるとその兆候が強くなり、つらくなってしまいます。

血管が収縮して血行不良をおこす

生理前になると、脳内の神経伝達物質であるセロトニンの分泌量が減少します。また、ホルモンのバランスが不安定になります。そのため、自律神経が乱れ、カラダもココロも交感神経が優位になりがちになります。

交感神経が優位になると、血管が収縮して血行不良をおこし、肩こりの症状がでやすくなります。肩こりが生理開始後には改善されるなら、PMSの可能性も考えられます。

生理前の不調による運動不足も原因に

生理前になると、黄体ホルモン分泌量増加によるさまざまな体の不調のため、体を動かすのがおっくうになってきます。そのため、運動不足になったり、姿勢が悪くなったりして肩こりの症状が出やすくなります。

もともと運動不足で肩こりのある人は、生理前になると肩こりがさらにひどくなると考えられます。

生理前の肩こりの対処法

肩こりは、肩のまわりの血流が滞った状態です。肩まわりと全身の血流をよくすることで、改善することができます。

肩まわりをほぐす

肩の上げ下げをしたり、両方の肩甲骨がくっつきそうになるぐらい両腕を後ろに持っていくだけでも、肩周辺の筋肉がほぐれて血流がよくなり、肩が軽くなります。

このとき、肩だけでなく、後ろ側の肩甲骨までを意識して動かすことがポイントです。また、お風呂で温まりながら行うと、血流改善にさらにプラスになります。

腕をしっかり振って歩く

ウォーキングは全身の血流を改善する有酸素運動です。さらに、歩きながら腕をしっかり振れば、腕から肩にかけての血行が促進され、肩こりの解消につながります。

ホットタオルで肩や首を温める

ホットタオルで温めることも血流をよくし、肩こりをやわらげる効果があります。ホットタオルは、水に濡らしてしぼったタオルを電子レンジに1~2分かければできあがり。これをタオルが冷めるまで(10分程度)肩にのせておきます。

改善されなければ、受診を

セルフケアで改善するPMSもありますが、それだけでは改善しないこともあります。病院では、PMSに効果がある低用量ピルなどによる薬物治療が中心になります。場合によっては、漢方薬と併用になることもあります。

また、肩こりはPMSだけでなく、いろいろな病気との関連が考えられる症状です。生理後も肩こりがひどければ、他の病気の可能性もあります。ひどい場合は我慢しないで病院を受診しましょう。