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PMSの症状と妊娠初期症状はどう見極める?

更新日:2018/01/17 公開日:2016/04/20

PMS・PMDDのよくある疑問

PMS(月経前症候群)の症状と、妊娠初期に現れる症状には似ているものがあります。PMSなのか、それとも妊娠の兆候なのか、それぞれの代表的な症状と見分け方について、ドクター監修のもとで解説します。

PMSの症状と妊娠の初期症状には似ているものがあり、違いや見分け方を知っておく必要があります。

PMSの症状と、妊娠初期の症状について

PMSだと思っていたら、実は妊娠していたという可能性もあります。まずは、両者に共通する症状とPMSに特徴的な症状、および妊娠初期に特徴的な症状について、それぞれ紹介します。

PMSと妊娠初期に共通の症状

  • 胸の張りや乳房の痛み
  • だるさや眠気、不眠
  • 疲労感
  • 便秘や下痢など排便リズムの変化
  • 頭痛や腹痛
  • おりものがふえたり色がかわったりする
  • 不安感が強くなる

PMSにやや特徴的な症状

  • むくみ
  • 肌荒れ
  • イライラしたり怒りっぽくなったりする
  • 集中力がなくなる、落ち着きがなくなる
  • 無気力、やる気がなくなる

妊娠初期にやや特徴的な症状

  • 微量の出血
  • 味覚や嗅覚の変化

それぞれの症状はそんなにはっきりと区別できるものでもないのでこの分類はやや強引なところもありますが、共通する症状が多くあることがわかります。どちらにも当てはまる症状が現れた場合、PMSなのか妊娠なのかを判断するポイントを次の項目でご紹介します。

PMSと妊娠の判断方法

生理予定日付近で、上記の妊娠にやや特徴的な症状である、微量の半端な出血がある場合にはPMSよりも妊娠の可能性を考える必要があります。またにおいに対する感受性の変化(満員電車のにおいが我慢できなくなったなど)も妊娠の可能性を考えたくなります。

ただしPMSと妊娠、自分はどちらなのか判断するのは、当たり前ですが妊娠検査薬を使うのが一番簡単で確実です。ですが、「検査薬を買いに行くのに勇気がいる」という人もいるかもしれません。その場合には基礎体温の測定も役立つことがあります。排卵すると体温は高温期に入ります。受精が成功し、妊娠が成立した場合にはこの高温期が継続します。よって基礎体温をつけている場合は、次の生理予定日あたりで体温が下がることがありません。高温期が3週間以上続いている場合には、妊娠の可能性があると考えてよいでしょう。基礎体温は女性にとって、婦人科系の不調を表してくれるものでありますし、妊娠のチャンスを知らせてくれるものでもあります。日頃から基礎体温を記録し把握しておくことで、身体の変化に気づきやすく、病気などの場合にも早めに対処することが可能になります。

PMSでも妊娠でもなく婦人科系の病気であることも

PMSか妊娠の症状かと思っていたら、どちらも違っていたということもよくあります。ストレスや生活習慣の乱れからくる自律神経失調も同じような症状が現れますし、一時的なホルモンバランスの乱れや、更年期障害による症状であることもあります。

体調不良の原因がわかれば、適切な処方により症状が大幅に改善できることも十分にあります。婦人科に関わる病気や体調の変化は似ている症状が多く、自分ではよくわからないこともありますから、自己判断せず、婦人科を受診して適切な対処を相談してみましょう。

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