ここでは、つらい生理痛を和らげる寝方について見ていきましょう。
つらい生理痛を和らげる楽な寝方とは
生理痛がつらくて、我慢できないときは、可能であれば無理せず横になりましょう。生理痛には、骨盤内のうっ血も関係しているため、横になるときは
- ボトムのベルトやホックを外す
- ガードルやストッキングを脱ぐ
など、腰回りを緩めるとよいでしょう。生理痛が和らぐ寝方は、人によってそれぞれ違うので、自分が楽になると思う体勢で構いません。
ひざを曲げて寝る
ひざを曲げて寝ると、お腹まわりの筋肉がゆるみ、骨盤内の血流がよくなるといわれています。枕やクッションを抱えるのもよいでしょう。
うつ伏せになって横になる
身体をうつ伏せの状態にすると(ただし首は横に向ける)、呼吸がラクになり深く眠れたり、背部への圧力が軽減されたり、腰回りの血行がよくなるといわれています。
腹巻きやカイロで温めるなどの工夫で痛みが緩和
生理痛のときに、腰やお腹を温めて骨盤内の血行をよくすると、痛みがやわらぎます。つらくて横になるときは、お腹にブランケットをかけたりカイロをあてたりするなど、お腹まわりを温めましょう。
また、日頃から冷え対策として、腹巻きや湯たんぽを活用するのもおすすめです。
生理中の痛みを和らげ良い眠りにつく方法
生理前や生理中になると、日中は眠いのに夜になると目が冴えてしまったり、眠りが浅くなったりするなど、睡眠トラブルに悩まされる人も少なくありません。しかし、睡眠不足でストレスが溜まると、自律神経が乱れてしまい生理痛が悪化しがちです。
寝る1~2時間前に身体を温める
一般的に、手足から熱が発散されて体の内部の温度が下がると、眠気がくるといわれています。このため、床に入る1~2時間前に、ぬるめのお風呂にゆっくりつかったり、ストレッチをしたりして身体を温めると、反動で体温が下がり眠りにつきやすくなります。また、寝る直前に足浴・手浴をするのもよいでしょう。
アロマオイルで快眠効果を上げる
精神的な緊張やストレスをほぐし、入眠しやすくするために、就寝前にアロマオイルを使うのもおすすめです。快眠効果があるとされるアロマには、
- ラベンダー
- スイートオレンジ
- スイートマージョラム
などがあります。
寝る直前のパソコンやスマートフォンを控える
寝る直前のテレビやパソコン、スマートフォンは脳を興奮させ、眠りを妨げる要因になります。また、寝る前の食事も、消化のために身体が活動状態になるので控えましょう。
生理痛をやわらげる方法はさまざまありますが、効果は人それぞれで異なります。自分に合った方法を見つけてつらい生理痛をのりきりましょう。
振り返りやまとめ読みに便利。クリップで記事を保存!
クリップ機能を使用するには、会員登録(無料)が必要になります。