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やたらと喉が渇く!その原因とは

更新日:2016/12/09 公開日:2016/03/28

喉にまつわるさまざまな症状

多くは、体内の水分不足が喉の渇きを招きます。しかし、それ以外の原因で喉の渇きを生じることもあります。喉が渇くメカニズムと異常に喉が渇く原因となるものについて、ドクター監修の記事で詳しくお伝えします。

喉が渇く原因の多くは体内の水分不足ですが、それ以外の原因で喉の渇きを生じることも。喉が渇くメカニズムとその原因を紹介します。

喉が渇くメカニズム

人間の体は、体重の約60~70%が水分といわれています。そのうち2%ほどの水分が失われると、脳の視床下部にある口渇中枢が刺激され、喉の乾きを感じて水が飲みたくなるのです。さらに、3%の水分が失われると、脱水症状を起こします。

高齢になると、若い頃よりも喉の渇きを感じにくく、重篤状態になることも。そのほか、体の塩分濃度を調整するために喉の渇きを感じることもあります。

1日に排出する水分量は、大人で2~2.5リットルほどですので、この排出する量と同量の水分が1日に必要になります。

異常に喉が渇く原因となるもの

喉が渇く原因にはさまざまなものがあります。水分補給をしても、著しく喉の渇きを感じる場合の原因を紹介します。

嗜好品によるもの

コーヒーや紅茶、緑茶などのカフェインやたばこのニコチンは、粘膜を刺激して喉を渇きやすくします。また、カフェインやニコチンは利尿作用があり、喉の渇きはもちろん、一時的な脱水症状を起こし唾液の分泌を抑えます。これらの嗜好品を控えるか、控えるのが難しいのであればその分、水分を摂取するように心がけてください。

病気の影響

異常な喉の渇きには、病気が原因の場合も。尿崩症、糖尿病、シェーグレン症候群、慢性唾液腺炎などが挙げられます。

特に、糖尿病の場合、血糖値が高いと体内に水分が吸収されにくく、喉が渇きトイレに頻繁に行くようになります。そこに、ジュースなど糖分の多い飲み物で水分補給すると、さらに血糖値が上がってしまい逆効果です。水分補給は水やお茶など、血糖値に影響を与えないものにしてください。

薬の副作用

薬が原因で唾液の量が少なくなることもあります。市販のかぜ薬や、利尿剤も喉の渇きを感じやすくなります。カフェインが入っている薬についても、コーヒーや紅茶などと同様に喉の渇きを感じやすくなります。薬を飲み始めてから異常に喉が渇く場合、医療機関で相談してください。

ストレス

ストレスや極度の緊張によって、交感神経が刺激され唾液の分泌が抑えられることがあります。そのため口の中が乾きやすくなります。対処法としては、大量に水分をとるのではなく、少量の水で口の中を潤すようにするとよいでしょう。

加齢

年齢を重ねると自律神経の働きが弱くなり、唾液が出にくくなり喉が渇きやすくなります。また、更年期障害によって、短時間に大量に汗をかき(ホットフラッシュ)、体の水分が一気に減ってしまうこともあります。

高齢になると、夜トイレに行くのを嫌がり水分をとらない人も多くなります。しかし、水分摂取の大切さを理解し、きちんと摂取するようにしましょう。また、水分摂取の際は一度にたくさん飲むのではなく、常温の水や白湯を少しずつこまめに飲むようにすると、胃腸への負担を減らすことができます。

アレルギー

アレルギー性鼻炎やアレルギー性結膜炎などの病気によって、喉がイガイガしたり、渇きを感じたりすることがあります。症状が続く場合、アレルギーの専門医や耳鼻科を受診してください。

喉の渇きの裏に隠れている原因は、自分ではわかりにくいことが多いので、気になる喉の渇きが続く場合、医療機関を受診してみるとよいでしょう。