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カンジダ治療に使われる膣剤(膣座薬)とは

更新日:2016/12/09 公開日:2016/04/26

カンジダに関するよくある疑問

女性のカンジダ治療には軟膏やクリームの他に、膣内に直接挿入してカンジダ菌を排除する「膣剤(膣座薬)」が用いられることがあります。ドクター監修のもと、膣剤の特徴や内服薬との違い、使用時の注意点について解説していきます。

性器カンジダ症の治療に使われる、膣剤(膣座薬)について解説します。

膣剤とは?

膣剤とは、女性器の感染症治療に使用される外用剤のことです。円形か卵円型が一般的で、膣に挿入することにより膣内に直接作用します。

膣剤の特徴とは?

内服薬や注射剤よりも安全性が高い

膣剤は内服薬や注射剤のように体内に吸収されることで効果があらわれるものではないため、体内への負担が少なく安全性の高い薬剤と言えます。また、膣内に直接挿入するため、他剤や食事による影響が少ない点も特徴です。

妊娠中でも使用できる

膣剤は妊娠中の方でも投与可能です。胎児に膣剤が直接触れることはなく、セルフメディケーションとして用いられることもあります。ただし、性器カンジダ症が治癒しているかの判断には医師による診断が必要です。そのため、症状が収まった後にも必ず受診し、完治しているかの診断をしてもらいましょう。自己判断によって投薬を途中でやめてしまうと、再発をくり返す恐れがあります。

膣剤を挿入するときの注意点は?

膣剤は婦人科で医師によって挿入されることが多く、およそ3日〜1週間に一度のペースで通院し、膣内の診察と洗浄を行ったのち、膣剤を挿入します。

膣剤の使用は、膣粘液の培養検査の結果が陰性となり、カンジタ菌が膣から排除されたことを確認するまで必要となります。主治医の指示を守り、根気よく通院を続けることが大切です。

また、膣剤挿入後に溶けた薬剤が下着に付着することがあります。カンジダ菌は湿り気のある環境を好み、下着の汚れは蒸れの原因となる場合も。汚れた場合は着替え、清潔な状態を保ちましょう。

通院が難しい方には膣剤が処方され、自分自身で挿入することがあります。その際は挿入の前後に手を清潔な状態にして挿入しましょう。また、医師や薬剤師の指示に従い、用法・用量を守って正しく使用するようにしましょう。

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