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カンジダは不妊の原因になる!?

更新日:2018/05/17 公開日:2016/04/26

カンジダに関するよくある疑問

妊娠を望む際、性器カンジダ症にかかっているとどのような影響があるのでしょうか?ドクター監修のもと、不妊と性器カンジダ症の関係性、妊活中に気をつけるべき性感染症について解説していきます。

性器カンジダ症と不妊の関係について解説します。

性器カンジダ症は妊娠に影響する?

性器カンジダ症が不妊の直接的な原因となることはありません。ただし、性器カンジダ症にかかっていると性交痛を感じたり、パートナーに感染させてしまったりする可能性があります。万一、性器カンジダ症にかかってしまったら早急に婦人科に受診し、しっかりと治療を行い完治させておくことが大切です。

治療法については『性器カンジダ症の治療法・治し方』をご覧ください。

出産時の性器カンジダ症は要注意

妊娠中は女性ホルモン「プロゲステロン」の分泌が盛んになることで膣内が酸性に傾き、性器カンジダ症になりやすい時期といわれています。赤ちゃんへの感染を防ぐためにも、出産までに治しておきましょう。

出産時に性器カンジダ症にかかっていると、産まれてくる赤ちゃんに産道感染を起こすことがあるので注意が必要です。赤ちゃんが感染すると「鵞口瘡(がこうそう)」という病気になる可能性があります。鵞口瘡とは、赤ちゃんの口腔粘膜や舌、口蓋(こうがい)に白い斑点のようなこけが付着する病気です。

また、カンジダ菌は赤ちゃんの皮膚などにも存在しており、時には皮膚に炎症を起こすこともあります。詳しくは『赤ちゃんでもカンジダになる!?』で解説しています。

性感染症の中で不妊に関係するもの

不妊を招く可能性のある性感染症として、「性器クラミジア感染症」と「淋菌感染症」などがあげられます。

性器クラミジア感染症

クラミジアは性感染病のなかでもっとも患者数の多い病気です。クラミジアによる炎症で子宮やその周辺の臓器、組織同士がくっつき卵子の通り道を閉じてしまうと不妊の原因になります。クラミジアは自覚症状がないことも多く、知らないうちに不妊を招いているケースも多々みられます。

淋菌感染症

淋菌は一度の性行為でおよそ30%といわれる感染率の高い性感染症です[1]。女性が淋菌に感染し腹腔内までに広がると子宮周囲に炎症が起こり、クラミジア同様不妊の原因となります。

妊娠を望む方はカンジダをはじめとした性感染症になっていないか事前に検査を受けることが大切です。最近では子宮がん検診とあわせて性病検査を行う人間ドックプランのある医療機関もあり、結婚前に検診を受ける女性も増えています。

参考文献

  1. [1]日本感染症学会編. 日本性感染症学会誌 性感染症 診断・治療 ガイドライン 2016(改訂版) 日本感染症学会 2016; 51-58
ヘルスケア本