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ノンコメドジェニック化粧品とは?

更新日:2018/08/02 公開日:2016/05/24

鏡を見ながら肌の手入れをする女性

基礎化粧品やメーキャップ化粧品のパッケージをよく見ると、「ノンコメドジェニック」と記載されているものがあります。ニキビケアができる化粧品と思っている方も多いと思いますが、これは化粧品によって期待できる効能・効果とは違うものです。ニキビケアに活用できないものではありませんが、ノンコメドジェニック化粧品とはどういうものなのかを理解して、どのように活用できるのか見ていきましょう。

ノンコメドジェニック化粧品とは

ノンコメドジェニック化粧品とは、いったいどのようなものなのでしょうか。まずは、その定義から解説します。

ノンコメドジェニック化粧品の定義

ノンコメドジェニック化粧品とは、コメド(ニキビ)の悪化や発生につながる可能性が考えられる成分を、なるべく使わないように作られた化粧品のことを指します。

※コメドとは「面ぽう」とも呼ばれ、毛穴がつまって小さく膨らんだ状態で、ニキビの初期症状です。

よくある間違い

ノンコメドジェニックは、ニキビの原因菌であるアクネ菌の養分になりにくい成分をなるべく抑えた配合になっています。ノンコメドジェニック化粧品で間違えてはいけないことは、使用することでニキビが治るというわけではない、ということです。

たとえば、美容クリームやファンデーションなども含まれている油分がアクネ菌の養分になってしまうことがあります。このように、化粧品によっては使用することでニキビが悪化したり、コメドができやすくなったりする可能性が考えられます。

ノンコメドジェニックとノンコメドジェニックテスト済みの違い

ノンコメドジェニック化粧品の中にも、以下の2種類の記載方法があります。

  • ノンコメドジェニック処方
  • ノンコメドジェニックテスト済み

どのように違うのでしょうか。

ノンコメドジェニック処方とは

ノンコメドジェニック処方とは、ニキビができにくいように作られた化粧品、という意味合いで記載されます。具体的には、ニキビ悪化につながる可能性がある不飽和脂肪酸やニキビの原因菌であるアクネ菌の栄養源になる成分を極力控え、ニキビが発生しにくいように作られた化粧品のことです。ただし、ニキビの発生を確実に防ぐというわけではなく、あくまでニキビ予防の一助として活用できるというもので、化粧品に期待される効能・効果ではありません。

一方、後述するノンコメドジェニックテストを行ったかどうかは記述に関係しません。

ノンコメドジェニックテスト済みとは

化粧品の原料をチェックして、コメドを誘発しにくいという証明をする試験があります。この試験を「ノンコメドジェニックテスト」と呼びます。

試験では皮脂腺の多い、人の背中などに化粧品を数回使い、組織学的な検査を行ってコメドができているかどうかを確認します。この試験をクリアすると、化粧品のパッケージにノンコメドジェニックテスト済みといった表示をすることが可能になります。

基礎化粧品だけでなく、下地やコンシーラー、ファンデーションなどのベースメイクでも、ノンコメドジェニックテスト済みと記載された商品があります。ニキビができやすい人は、この表示がある化粧品を選ぶとよいでしょう。

しかし、表示をよく見ると「すべての方にコメドができないというわけではありません」などの注意書きがあります。これは、ノンコメドジェニックテストをクリアしていても、コメドができてしまうケースがあり、ニキビに対する効能・効果があるわけではない、ということです。化粧品が自分の肌に合うか合わないかは使ってみないとわかりませんが、敏感肌やニキビに悩んでいる方は、ノンコメドジェニックと記載された化粧品を試してみてはいかがでしょうか。

ノンコメドジェニック化粧品と使い方

ノンコメドジェニック化粧品は、スキンケアアイテムを中心に幅広く出回っています。化粧品や乳液のほか、日焼け止め、化粧下地、ファンデーションまであるのです。それぞれの使い方をチェックしてみましょう。

ノンコメドジェニック化粧水

ノンコメドジェニック化粧水であっても、使い方は基本的に通常の化粧水と同じです。ニキビがあるときには一般的にコットンより手でつけるほうが、刺激が少なくよいといわれています。清潔にした手に適量の化粧水をとり、肌に浸透させるようにハンドプレスしてつけましょう。

ノンコメドジェニック乳液

乳液も化粧水と同じく、ニキビができているときは特にニキビを刺激しないようにつけることが大切です。手のひらに取り、手のひら全体を使って肌になじませます。使用する量は、目安とされる量から始めて、肌の状態によって調整するとよいでしょう。

ノンコメドジェニック日焼け止め

ノンコメドジェニックの日焼け止めも、しっかり使って肌を守りましょう。日焼け止めと化粧下地を両方使う場合、どちらを先に塗るべきか迷う方もいるかもしれませんが、塗る順番は日焼け止めが先です。日焼け止めは白っぽいものも多いため、日焼け止めの後に化粧下地を塗ることで色補正ができ、その後のメイクの違和感もなくなります。

ノンコメドジェニック化粧下地

化粧下地はメイクに必須ではありませんが、肌をより美しく見せるとともに、メイク崩れを防いだりメイクを落ちやすくする役割も担っているため、ノンコメドジェニックの化粧下地を選んで使いましょう。また、中には水に強いタイプのものなどもあるので、ご自身に合ったものを選びましょう。

ノンコメドジェニックファンデーション

通常のファンデーションには油が含まれています。そのためニキビにはNGといわれることもあります。しかし、最近ではノンコメドジェニックのファンデーションも販売されているので、活用するとよいでしょう。通常のファンデーションと同じく、パウダータイプやリキッドタイプと形状はさまざまなので、自分に合ったものを選びましょう。

まとめ

ノンコメドジェニック化粧品の特徴は、「ニキビができにくい成分配合になっている」ということです。ニキビができている肌にも、ノンコメドジェニックのファンデーションや化粧下地を活用することは、ニキビ予防の一助になることが期待できます。

各化粧品の使い方は、ノンコメドジェニックであっても通常の化粧品と大きな違いはありません。ただし、ニキビができやすい人などは、「ノンコメドジェニックテスト済み」のものを選ぶとよいでしょう。

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