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耳管開放症の症状とは

更新日:2018/06/08 公開日:2016/06/25

耳管開放症

耳管開放症の症状は、主に耳が詰まったように感じる、耳に水が入って塞がったように感じるなどの耳閉感や、自分の声が耳の中で響いて聞こえる自声強聴があげられます。ほかにも多様な症状がありますので、医師の監修のもとで解説します。

耳管が開いたままの状態になる耳管開放症とは、どのような症状が現れるのでしょうか。主な症状について詳しくみていきましょう。

耳管開放症(じかんかいほうしょう)の初期症状

耳管は中耳と上咽頭(鼻の奥の部分)をつなぐ管で、普段は閉じていますが、食べものや唾などの飲み込みやあくびなどによって開き、またすぐに閉じるという性質があります。その時間は非常にわずかですが、この動作によって中耳と外気の圧力が均衡を保つことができています。耳管開放症はこの耳管が開いたままの状態になる病気ですが、初期段階では一時的なもので自然に治ることが多いようです。また、耳管開放症は症状が出ていても、聴力検査や鼓膜の状態から異常なしと診断されることもあります。そのため、重症化してからようやく耳管開放症と診断さるというケースも少なくない、というのが現状です。

主な症状

耳閉感(じへいかん)

耳管開放症で受診する人は、耳が詰まったような感覚がある、耳に水が入って塞がったように感じるなどの「耳閉感(じへいかん)」を訴える人が多いようです。また、飛行機搭乗中に離着陸時などで耳がぼうっとなって音が聞こえにくいと感じたことや、スキューバダイビングのときに耳抜きがうまくできなかったことを症状として話す人もいるようです。

呼吸音聴取

自分の呼吸している音が耳に響く、息の音が聞こえる、呼吸にあわせて鼓膜がぼこぼこすると訴えることがあります。

自声強聴(じせいきょうちょう)で会話が辛くなる

自分の声が耳の中で響いて聞こえる「自声強聴」によって、相手の話す内容が聞こえにくくなったり自分自身が話しにくくなったりして、会話に支障が出ることがあります。

そのほか

めまいや頭痛、肩こり、鼻声、鼻づまりなど、現れる症状は多種多様です。耳管開放症である人は、おじぎをして頭を下に向ける、横になる、入浴中など、開いた耳管が閉じるような行動をとると症状が軽減するという特徴があります。

中には、鼻をすすって中耳に陰圧をかけることで耳管を閉じようとする耳管開放症の人もいるようです。これは一時的に症状を軽くすることはできるものの、滲出性(しんしゅつせい)中耳炎や真珠腫性(しんじゅしゅせい)中耳炎といった別の病気を発症する引き金となります。耳管開放症の疑いがあるときは、なるべく鼻をすすらないように注意しましょう。

また、症状は朝軽く、夕方にかけてひどくなるといった特徴が見られます。