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内痔核の治療に用いる薬について

更新日:2018/05/22 公開日:2016/06/25

痔核の治療・手術法

内痔核の治療で用いられる薬の種類や効果について、ドクター監修の元、こちらの記事でご紹介します。外用薬と内服薬の違いの他、それぞれの用途や使用する際と保管時の注意点に関しても解説しています。

内痔核は発症しやすい反面、そのほとんどは生活習慣の改善や薬剤による簡単な治療で治すことが可能です。

治療で使用する薬の効果や、使い方、保管方法に迷う外用薬の適切な使用方法と保管の仕方もあわせてご紹介します。

内痔核の薬の種類

内痔核の治療では、内服薬と外用薬を使用します。肛門への負担を減らしつつ、出血や炎症を抑える必要があるため、内服薬と外用薬の両方を併用することが多くなっています。

内服薬

内服薬は便を柔らかくする緩やかに効く下剤(緩下剤)や、血流を改善するものや消炎作用のあるものが主です。

外用薬

外用薬は炎症を抑える抗炎症作用のあるもの、殺菌効果があるものなどを使用し、症状によっては止血作用のあるものも用いられます。

外用薬で注意したいのが使用期間です。用いられることの多いステロイドを含む薬は、強力な成分であるため、指示通りの使用期間を守りましょう。

塗り薬などは余る傾向にありますが、もったいないと思っても医師に指示された期間を超えての使用は控えてください。

外用薬の剤形

外用薬は、患部に直接使用するものです。その剤形は座薬や軟膏が主です。

座薬は肛門内部に患部がある場合に用いられますが、軟膏の中にも肛門内部に使用する注入軟膏タイプが存在します。注入軟膏は比較的肛門入り口に近い患部などに使用し、場合によっては肛門外やその周辺の患部に直接使う塗り薬としても使用できます。

鎮痛作用や抗炎症作用があるもの、止血作用のあるものが使用されますが、外用薬のみでは内痔核の治療は困難です。生活習慣の乱れなど根本的な原因となっているクセを治さなくては、痛みや症状を軽減するのみに終わってしまいます。

内服薬や外用薬はあくまで発症した症状を抑えたり改善したりするものです。医師の指示に従って内痔核の原因となっている部分を改める必要があります。

内痔核に用いる外用薬の正しい使い方・保管方法

内痔核の治療で使用する外用薬は、使い方を間違えるとせっかくの効果が期待できません。処方される際は必ず医師や薬剤師の説明をしっかりと聞き、不明点は必ず質問して解決しておきましょう。

外用薬の正しい使い方

本来は肛門に直接挿入するべき座薬を、初めて使う人が内服薬と誤認して飲み込んでいたという例もあります。このような事態を避けるためにも、使用する当事者だけではなく、家族も処方された薬の使用方法について知っておくことをおすすめします。

外用薬を使用する際は、必ず手を石けんで洗って清潔な状態で手にとってください。細菌が患部に付着したり、薬のケースに侵入したりするのを防ぐことができます。

外用薬の保管方法

保管については、高温多湿を避け、直射日光が当たるような場所には置かないことが重要です。車の中に置きっぱなしにしておくのはもちろん、窓の近くも危険です。薬の成分によっては性質が変わってしまうこともあります。

ここで迷うのが、座薬の保管方法です。座薬は人の体温で溶けるように作られています。そのため常温保存でよいと指示されていない限り、冷蔵庫で保管しましょう。冷凍庫や氷点下の屋外などは凍結する恐れがあるため、避けるべき場所です。

座薬だけではなく、軟膏の中にも冷蔵庫保管が必要なものもあります。成分の変質が起こらないよう、処方された際に確認することをおすすめします。

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