普段何気なく使っているドライヤー。ドライヤーは、ただ髪を乾かすためだけに使うものではありません。ドライヤーは、美しく健康的な髪を維持するためのお手入れや、毎日のスタイリングに欠かせない存在なのです。ここではドライヤーを使う目的と役割について解説します。
ドライヤーはヘアケアに欠かせないアイテム
ドライヤーの熱は髪にダメージを与えてしまう、あるいはドライヤーをかけるのが面倒という理由から、髪を自然乾燥している人もいるのではないでしょうか。しかし、きちんと乾かさずに寝てしまうと、髪のダメージにつながります。ドライヤーは正しく使えば、髪の健康と美しさを守ることができるのです。
髪や頭皮にヘアドライヤーが果たす役割
髪を乾かす際にドライヤーを使うことには理由があります。
キューティクルが開いていると傷みに弱い
髪が水分を含んでいると、髪を守る保護膜であるキューティクルが開いた状態になっているため、そのまま寝てしまうと枕などでこすれて髪が傷んでしまいます。
また、濡れた髪をブラッシングすることも避けてください。濡れた髪は摩擦や引っ張られることにとても弱いので、ブラッシングはドライヤーで乾かした後に行いましょう。
頭皮トラブルやにおいの原因にも
湿った髪は、雑菌やカビが繁殖しやすい条件がそろっています。雑菌によって髪へのダメージだけでなく、頭皮トラブルやにおいの原因にもなるので気をつけましょう。髪だけでなく、頭皮まできちんと乾かすことが重要です。
このように、ドライヤーでしっかりと髪を乾かすことには、髪の美と健康において重要な役割があるのです。
一か所に集中して当てるのはNG
髪は水分を10%含んでいる状態が理想とされており、美容師はこの水分量を確かめながら乾かしています。ドライヤーで髪を乾かし過ぎると乾燥の原因となってしまうため、同じところばかりに熱風をあてすぎないよう注意が必要です。頭皮から20cm離れたところからドライヤーをあてて、髪を全体的に乾かすことがポイントです。また、ドライヤーをかける前にしっかりとタオルドライをすることも忘れないようにしましょう。
詳しくは『ドライヤーの使い方と正しい髪のお手入れ方法』をご覧ください
髪のスタイリングにもおすすめ
ドライヤーを使う一番の目的は髪を乾かすことですが、スタイリングにも役立っています。ブローの仕方によって理想のヘアスタイルをつくることができるのです。上手にブローするためにはテクニックが必要ですが、ポイントさえ押さえれば自分でも簡単にスタイリングができるようになるでしょう。一番のポイントは、髪の根元をしっかりと乾かすこと。根元が乾いていないとヘアスタイルがくずれやすいので、根元から丁寧に乾かすことが重要です。
詳しくは『ツヤ髪&スタイリングが変わる!正しいブローのやり方とは』『ヘアドライヤーの冷風・温風機能の使い方』をご覧ください。
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