スキンケア大学 ヘルスケア大学 メンズスキンケア大学

リンを多く含む食品とは

更新日:2016/12/09 公開日:2016/07/26

ミネラルの種類(4)リン

リンは一般的な食生活では不足することは少ないとされています。リンはどのような食品に多く含まれ、どんなことに気をつけて摂取するべきか、リンの望ましい摂取方法を栄養学専門医師の監修の記事で解説します。

リンはミネラルの中でも、欠乏することは起きにくいとされている栄養素ですが、リンはどのような食品に多く含まれているのでしょうか。リンを含む食品や摂取方法をみていきましょう。

動物性食品はリンが豊富

リンが豊富に含まれているのは動物性食品です。中でも魚介類は全般的にリンが多く含まれています。100gあたりの含有量では、大半の魚は100mg台から200mg台のリンが含まれています。その他の食品では、特にスルメ、タラコ、イセエビやクルマエビがリンの摂取に向いています。

肉類にも、100gあたり100mg~200mg程度のリンが含まれており、特にレバーでは豚、牛、鶏が300mg台と豊富です。ビーフジャーキーやハムといった加工食品もリンの含有量が多いです。

乳類もリンが豊富な食品群であり、製菓材料として使われる脱脂粉乳には100gあたり1000mgも含まれます。パルメザンチーズやプロセスチーズなどのチーズ類も、リンが多く含まれています。

植物性食品からはリンは摂りにくい

植物性食品の中でリンが多く含まれているのは、小麦胚芽などの穀類、きなこなどの豆類、ごまやアーモンドなどの種実類です。しかし、穀類や豆類、種実類に含まれるリンは、リン酸化合物のフィチン酸であり、体内での吸収率が低いです。

また、種実類は一度に多量に摂るものではないため、リンを摂取できる量が限られています。

リンの含有量が多いとされている藻類に関しても、同様の理由で一度に大量に摂取することが難しいとされています。含有量でいうと、焼きのりは100gあたり700mgの含有量です。

リンの望ましい摂取方法とは

通常の食生活ではリンが不足することはほとんどありませんが、過剰摂取を防止するために、植物性食品に偏ることなく、動物性食品もバランスよく摂取することが大切です。

食生活が外食や加工食品に偏ってしまうと、リンの過剰摂取を招く恐れがあります。ソーセージやハム、缶詰、調味料、インスタントラーメンなどに含まれる「リン酸塩」という商品添加物には、リンが多く含まれるので注意しましょう。

リンは不足よりも、過剰摂取による健康への影響のほうが心配されます。

ヘルスケア本