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ナトリウムは過剰摂取してもよい?

更新日:2016/12/09 公開日:2016/07/27

ミネラルの種類(7)ナトリウム

過剰に摂取したナトリウムは、基本的には体外へ排出されます。しかし、慢性的な過剰摂取は、胃がんや心疾患、高血圧などの生活習慣病の原因になる可能性があります。ナトリウムの過剰摂取について、栄養学専門医師の監修の記事で解説します。

ナトリウムを過剰に摂ってしまうと、私たちの身体にはどのような影響が出るのでしょうか。日常生活の中で、ついつい摂取量が増えてしまうナトリウムについて、過剰摂取をするとどうなるのか、減塩の心がけやその方法について解説していきます。

過剰に摂取した分は排泄される

日本人の食事には食塩を使用した調理法が多く用いられています。そのため、ナトリウムの1日の目標摂取量を超えてしまうことが考えられます。しかし、身体に必要な量のナトリウムを上まわって摂取した場合、摂り過ぎた分は体外へ排泄されるため、日常的にはナトリウムの過剰摂取を心配する必要はないといえます。

ただし、慢性的な過剰摂取の場合は、ナトリウムを体外へ排泄しきれずに体内に蓄積してしまう可能性があるので注意が必要です。

ナトリウムの過剰摂取による症状は

ナトリウムを過剰に摂取した場合にみられる症状は、のどの渇き、血圧上昇、むくみなどです。体内のナトリウム量が多くなると、身体は濃くなってしまったナトリウム濃度を適正な濃度に薄めようとします。その働きで、細胞内の水分が血液中に移動し血流量が増えることから、手足を中心に身体全体がむくみやすくなり、また、高血圧にもなりやすいといわれています。さらに、食塩の摂取量が多い人ほど、脳卒中や心疾患などの生活習慣病や胃がんのリスクが高まる可能性があることも報告されています。

日頃から減塩を心がけよう

ナトリウムを摂り過ぎてしまうと、高血圧や胃がんなどのさまざまな生活習慣病を招く恐れがあります。日常的にナトリウム過多になりがちな日本の食生活だからこそ、日頃から減塩を心がけることが大切です。

急な減塩をしてしまい、食欲を落としてしまうことは問題ですが、うす味の食生活に切り替えて、ナトリウムの摂取量を減らしていくことが大切だといえます。まずは必要以上の塩分を控えることから始めましょう。かけしょう油やかけソースなどの量を抑えること、めん類の汁を飲み干さないことなど、できることからはじめていくとよいかもしれません。

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