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ハウスダストでアレルギーが起こるのはなぜ?

更新日:2018/06/13 公開日:2016/07/26

ハウスダスト

どの家にも必ず存在するハウスダスト。ハウスダストが体内に入り込むことで、くしゃみや鼻水、せきといったアレルギー症状が引き起こされることがあります。なぜ、ハウスダストでアレルギー症状が出るのでしょうか。ハウスダストアレルギーのメカニズムや症状、予防法についてドクター監修の記事で解説します。

ハウスダストが体に入ることでくしゃみや鼻水などの症状が起きるハウスダストアレルギー。なぜ、ハウスダストでアレルギーが起こるのか、そのメカニズムを解説します。

ハウスダストアレルギーとは

アレルギーは、免疫反応のひとつです。自分の体の成分と違う物が侵入すると、体はそれを異物とみなして攻撃し、排除しようとします。ハウスダストアレルギーは、体内に入ったハウスダストが異物とみなされアレルギー反応が起きている状態です。

ハウスダストなどのアレルゲンが体の中に入ると、IgE抗体という抗体が体の中でつくられます。このIgE抗体がつくられただけではアレルギー症状は起こりません。しかし、再度アレルゲンが体内に侵入し、IgE抗体と接触すると、ヒスタミンなどの炎症を起こす化学伝達物質が肥満細胞から放出され、かゆみやせき、鼻水といったアレルギー症状を引き起こします。

ハウスダストにはたくさんのアレルゲンが含まれる

体内に侵入しアレルギーを引き起こすものをアレルゲンとよびます。ハウスダストにはダニやカビ、花粉、綿ぼこりなどさまざまなアレルゲンが含まれるため、アレルギー症状を引き起こします。

ハウスダストの中で特に問題になるのがヒョウヒダニ属のコナヒョウヒダニやヤケヒョウヒダニといわれています。このふたつのダニは家の中に生息するダニの9割を占めており、このダニの死がいもアレルギー症状を引き起こす大きな原因となります。

ハウスダストアレルギーを起こすと

ハウスダストは結膜にくっつくと結膜炎、鼻の粘膜にくっつくと鼻炎、吸い込むと気管支ぜんそくなどと、さまざまなアレルギー症状を引き起こします。家に帰ると目のかゆみや痛み、くしゃみ、鼻水、のどの痛み、せきなどの症状を自覚する場合には、ハウスダストアレルギーかもしれません。ハウスダストの中でも、特にヒョウヒダニのアレルギーはアトピーやぜんそくといったアレルギー症状を引き起こすので、気をつけなければいけません。布団の綿には特にダニの死がいが溜まりやすくなっています。

ハウスダストアレルギーを予防するために

ハウスダストは家のいたるところに存在します。ハウスダストを予防するには、毎日の掃除や寝具の管理が大切です。ハウスダストの溜まりやすい場所を重点的に掃除したり、枕やふとんを定期的に洗うようにしたりすると効果的です。そのほか、風通しをよくする、空気清浄器を使用する、ぬいぐるみを置かない(どうしても置きたい場合はお気に入りのものだけに限定し時々丸洗いする)などの対策をすることで、ハウスダストアレルギーの予防につながります。

詳しくは『ハウスダストアレルギーを起こさないための対策法』『ハウスダストは布団にも!布団のダニはどう除去する?』をご覧ください。