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ハウスダストのアレルギーで見られる症状と治療法

更新日:2017/04/18 公開日:2016/07/26

ハウスダスト

ハウスダストによるアレルギー症状は、治療することも可能です。症状に合わせた専門科で相談してみるとよいでしょう。ここでは、ハウスダストアレルギーによる症状と対策についてドクター監修の記事で解説します。

ハウスダストが体内に入ると、ハウスダストに含まれるアレルゲンを体から追い出そうと体が免疫反応を起こします。それにより起こるくしゃみや鼻水などが、いわゆるアレルギー症状です。具体的にどのようなアレルギー症状があるのでしょうか。

ハウスダストアレルギーの症状

ハウスダストアレルギーの症状は、主に鼻、目、皮膚、気管支に起こります。

アレルギー性鼻炎

ハウスダストが体の中に侵入し、鼻の粘膜に炎症を起こします。アレルギー性鼻炎の症状は、突然のくしゃみ、水のような透明の鼻水、鼻づまりなどがあげられます。花粉によるアレルギー性鼻炎と違い、1年中症状が続くことがハウスダストによるアレルギー性鼻炎の特徴です。

アレルギー性結膜炎

ハウスダストがアレルギーの原因となり、目の充血や強いかゆみを引き起こします。白目の部分がアレルギー反応によりむくみ、ブヨブヨになって目に違和感を生じるようになります。まぶたが腫れることもあります。目がかゆいからといって強くこすると悪化してしまうため、早めに眼科を受診して治療を受けることが勧められます。

アトピー性皮膚炎

乳幼児のアトピー性皮膚炎の場合には、顔や頭、耳などの皮膚が赤く腫れることが多いです。小児期以降では、皮膚がカサカサに乾き、硬くなります。いずれの場合も強いかゆみをともないます。かきむしることによって、皮膚のバリア機能が弱くなり、細菌に感染して症状が悪化してしまうこともあります。

気管支ぜんそく

ハウスダストがアレルゲンとなり、激しいせきや夜間のせき、息を吐いた時の息苦しさといった症状が現れます。息をするたびにのどや胸からヒューヒュー、またはゼイゼイという音が聞こえるのが特徴です。気管支ぜんそくは悪化すると呼吸困難になり命に関わる可能性もあります。

ハウスダストが疑われるときは

ハウスダストアレルギーの場合には、季節に関係なく通年アレルギー症状が出ることが多いです。ハウスダストアレルギーが疑われる場合は症状に応じた病院やアレルギー科を受診するようにします。具体的には、鼻炎は耳鼻科、結膜炎は眼科、皮膚炎は皮膚科、気管支ぜんそくは呼吸器内科です。病院では、アレルギー検査が行われ、ハウスダストアレルギーが判明した場合は薬物療法などの治療が行われます。

ハウスダストアレルギー治療法

最近では、アレルギー科のような専門科がハウスダストアレルギーの治療することもありますが、基本的には「目立った症状」もよって受診する科は決まります。

発疹や息苦しさなら内科、鼻づまりや口腔内のかゆみなら耳鼻咽喉科を受診しましょう。

内科や耳鼻咽喉科でハウスダストアレルギーの診断が下されると、薬物療法による投薬治療と生活環境の美化によって症状の緩和、改善が行われます。

治療の基本となることは、患者の生活環境の中からハウスダストをなるべく取り除くための掃除です。

掃除や換気、布団のダニ対策などをこまめに行いましょう。

また、病院で行われる薬物療法では、アレルギー症状を抑制するための薬が処方されます。薬を使っている間は症状が和らぎますが、効き目が切れてしまうと症状が現れますので、担当医と相談しながら、少しずつ薬を減らしましょう。

詳しくは『ハウスダストのアレルギーはどう治療する?』をご覧ください。

症状を悪化させないために

ハウスダストアレルギーの症状を悪化させないためには、掃除機をこまめにかける、寝具を干す、空気清浄器を利用するなどしてハウスダスト対策を徹底することが大切です。

アトピー性皮膚炎の場合には、皮膚の保湿を行うようにします。ぜんそくの場合には、悪化すると呼吸困難で命に関わることがあるため重症度の把握と緊急時の対応について確認しておくとよいでしょう。