スキンケア大学 ヘルスケア大学 メンズスキンケア大学

ハウスダストアレルギーを引き起こすダニの除去・対策法

更新日:2018/06/13 公開日:2016/07/26

ハウスダスト

アレルギーの原因となるハウスダストの除去について、ドクター監修のもと解説します。ハウスダストの中には、ダニを中心としたアレルゲンが含まれています。ダニの繁殖を防ぎハウスダストの除去を行うにはどうすればよいのでしょうか。

ハウスダストに含まれるダニは、アレルギーを引き起こす原因となります。ハウスダストアレルギーを予防するためにも、ダニ対策をしっかりと行いましょう。日常生活の中で少し工夫をするだけでも、家のダニを減らすことができます。

ハウスダストに含まれるダニがアレルゲンになる理由

ハウスダストの中には、数種類のダニも含まれます。ダニは一年中家のどこにでもいるうえ、そのフンや死がいも、アレルゲンとなります。これらのダニは、喘息やアトピー性皮膚炎などの患者のアレルギーの原因の中でももっとも多いものです。

アレルギー症状の予防・緩和には、ダニ、およびそのフンや死がいに対する対策が重要となります。

ハウスダスト除去法(1)湿度を下げる

ハウスダスト中のダニは湿度60〜85%の環境で繁殖しやすいといわれます。生きているダニを減らすには湿度を下げるのが有効です。具体的には以下のような対策が考えられます。

まめに換気する

湿度が高い状態で部屋を閉め切っていると、ダニが増えやすくなります。晴れた日にはまめに換気し、部屋の湿度を下げる習慣をつけましょう。

カーペットの選び方・使い方を見直す

カーペットはダニが好む場所のひとつです。特にウールや混紡(違う繊維が二種類以上混ざったもの)などの吸水性にすぐれた素材のものは、湿気がこもるのでダニが繁殖しやすくなります。

カーペットを選ぶ際は、ナイロンなど化学繊維製のものがよいでしょう。また、織り方は毛が寝てしまうカットタイプよりも、ループタイプのほうが通気性に優れます。

畳などの吸水性がある素材とカーペットを重ねないようにするなどの工夫も必要です。

加湿器の使用場所を見直す

ダニが繁殖しやすい場所では、加湿器の使用を控えましょう。特に、カーペットや観葉植物がある部屋や和室は湿気がこもりやすいので要注意です。

部屋干ししない

洗濯物を室内に干すと、部屋全体の湿度が上がります。やむをえない場合は、ダニが繁殖しやすい部屋を避け、フローリングの部屋や浴室に干すようにしましょう。

ハウスダスト除去法(2)ダニのエサを除去する

ダニは、床に落ちているさまざまなものをエサとして繁殖します。家のダニを減らすには、ていねいな掃除でエサとなるゴミを除去することも有効です。

フケ、髪の毛の除去

ダニの主なエサは人間の皮膚(アカ・フケ)や髪の毛です。カーペットや布団、枕など、付着しやすい場所はこまめに掃除しましょう。

綿ぼこりの除去

綿ぼこりの中にもフケやアカ、髪の毛などが含まれます。床だけでなく、インテリアや棚の上など綿ぼこりがたまりやすい場所にも気をつけましょう。

食べこぼしに注意

食事の食べこぼしも、ダニのエサとなります。こぼしやすいものを食べるときは、下に落とさないよう、トレイなどを使うのもよいでしょう。

ペットに注意

人間だけではなく、ペットの毛もダニのエサとなります。ペットのいる家庭では、飼う場所を配慮し、落ちた毛をこまめに取り除くよう心がけましょう。

ハウスダスト除去のための掃除法

ハウスダスト対策でもっとも重要なのは、こまめな掃除です。できるだけ毎日掃除をすることが理想ですが、難しい場合は、寝室や、ハウスダストが溜まりやすい廊下やトイレだけでも念入りに掃除をしましょう。

掃除は週に何回?

カーペットや畳、ソファなどは1週間に2回以上はていねいに掃除機をかけるようにしましょう。畳の場合、1畳あたり30秒以上掃除機をあてるようにします。インテリアや棚の上、小物やテレビ台付近はホコリが溜まりやすく、空気中に舞いあがりやすいので、まず拭き掃除をしてホコリを取り除きましょう。

掃除するのはいつがおすすめ?

ハウスダストは1mm以下と小さく、軽いので、人の動きに合わせて舞い上がりやすいといわれています。人が出かけている間や寝ている間に舞い上がったハウスダストが床に溜まるため、掃除するのであれば外出先から帰宅した直後や朝がおすすめです。

ハウスダスト除去のための寝具管理法

布団にはダニやダニの死がいなどのアレルゲンが多く存在しています。布団を叩くと、ダニの死がいなどが粉々になってよけいにハウスダストを増やしてしまい、逆効果となります。

シーツやタオルケットはどのくらいの頻度で洗うのがよいの?

寝具のハウスダスト対策としては、水で洗い流すのがもっとも効果的です。手軽に洗えるシーツやタオルケットは1週間に1回を目安に洗濯しましょう。

布団は干せばよいの?

布団は晴れた日に両面をきちんと干して湿気を飛ばします。布団を取り込んだあとに掃除機をかければ、さらにしっかりとハウスダストが除去できます。最近では、布団用の掃除機もあるので利用してみてもよいでしょう。

また、丸洗いにより、布団に溜まったアカやフケ、汗などの汚れも取り除くことができます。少なくとも半年から1年に1回は、布団を丸洗いできると理想的です。

布団カバーは防ダニにすべき?

高密度な繊維で織られている防ダニ布団カバーには、ダニなどアレルゲンの布団内外の通過を防ぐ効果があります。これにより、ダニの繁殖を防ぐほか、アレルギー症状を抑える効果も期待できます。

ハウスダスト除去はダニを増やさないことが大切

ダニは、繁殖できる条件が揃えば、どんどん増えていきます。そのため、ハウスダスト除去のためのダニ対策には、ダニを駆除するだけでなく、ダニが繁殖しにくい環境を整えることが大切です。