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喉にできる口内炎とは

更新日:2016/12/09 公開日:2016/07/26

口内炎・口腔粘膜疾患の種類

喉の奥に小さな水ぶくれができて、唾液も通らないほどの強い痛みに苦しむことがありますが、これも口内炎の一種ということをご存知でしたか。ここではドクター監修の記事で、喉にできる口内炎の特徴や主な原因について解説します。

口の中の炎症である口内炎。喉にできた場合も口内炎と言うのでしょうか。その特徴や主な原因について解説します。

喉にできても「口内炎」?

口内炎といえば、頬の内側や唇の裏側にできるものというイメージが強いですが、喉の粘膜も口の粘膜とつながっているため、喉に口内炎ができることもあります。口を大きく開けたときに、一番奥に見える喉の部分を中咽頭(ちゅういんとう)と言い、ここにできた口内炎は「中咽頭炎」と呼ばれます。中咽頭の一部である扁桃にも、口内炎はできることがあります。

喉にできる口内炎の種類

喉にできる口内炎の種類には、それぞれの原因によって次のように分けられます。

原因(1)ヘルペス

ヘルペスウイルスによってできる喉の口内炎は、大量にできた小さな水ぶくれが破裂して起こります。非常につらい痛みをともなうのが特徴で、唾液を飲み込めないほど痛くなることもあります。病院で抗ヘルペスウイルス薬を処方してもらえば、すみやかに治すことができます。

原因(2)ヘルパンギーナ

コクサッキーウイルスに感染して2~5日ほど経つと、ヘルペスと同じように水ぶくれが数十個できて口内炎を発症し、喉に痛みを感じるようになります。コクサッキーウイルスに効く薬はなく、痛みや炎症を抑える治療で症状を和らげます。喉の痛みで食事や水分が摂れないと脱水症状が起こりやすくなるため、水分補給をこまめに行うようにしましょう。

原因(3)アレルギー

アレルゲンによって起こる口内炎で、原因物質を除去すれば1週間ほどで治ります。アレルゲンに何度も触れてアレルギー反応が強まると、炎症がひどくなったりむくんだりして窒息する恐れがあります。食物や金属など口にしたり、身に着けたりすることでアレルギーが起こる可能性がある場合は、早めに専門医を受診するようにしましょう。

原因(4)やけどやケガなどの外傷

熱い食べ物でやけどをしたり、魚の骨が喉に刺さって傷ができたりすると、そこから細菌やウイルスが入って口内炎になることがあります。殺菌効果のあるうがい薬で喉を衛生的に保つようにすれば、1週間ほどで治ります。

これ以外に原因の特定できないケースもあります。口内炎は身体の免疫力が低下すると発症するため、睡眠不足や疲れ、栄養バランスの偏りなども原因になります。

喉の口内炎も自然治癒を待つべき?

喉にできた口内炎も他の部分にできる口内炎と同じように、傷ついた粘膜から細菌やウイルスが侵入することで起こります。通常、1~2週間ほどで自然に治りますが、何か月も長期に渡って続くような場合には、腫瘍など他の原因も考えられますので、医師に相談するようにしてください。

また、喉の口内炎と同時に高熱が出ていれば、ヘルペスやヘルパンギーナの可能性があります。ヘルパンギーナは感染しますので、口内炎に発熱をともなう場合にはすぐに病院で診察を受けるようにしましょう。

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