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口内炎にはどのような種類があるのか

更新日:2017/03/17 公開日:2016/07/26

口内炎・口腔粘膜疾患の種類

口内炎といっても丸くて白っぽいものや、赤くただれたものなど種類はさまざまです。ここでは、ドクター監修の記事で、アフタ性口内炎、カタル性口内炎、ウイルス性口内炎、口腔カンジタ症についての概要を解説します。

口内炎の種類について、あまり意識することは少ないと思います。しかし、口内炎の種類を知っておけば、いざ口内炎になったときに適切な治療ができるかもしれません。ここでは、主な口内炎の種類として「アフタ性口内炎」、「カタル性口内炎」、「ウイルス性口内炎」、「口腔カンジタ症」を取り上げてみます。

アフタ性口内炎

「アフタ性口内炎」は、もっとも一般的な口内炎です。口内炎ができるきっかけは、免疫力の低下やストレスなどといった原因がはっきりしないものから、口の中にできた傷、ウイルス、栄養不良などがあるといわれています。口内炎は、円形や楕円形をした白っぽい潰瘍が主で、その周りは赤く盛り上がっています。1個しかできないこともあれば、同時にいくつもできることもあります。また、強い痛みが特徴で、唾液を飲み込めないほどの痛みを生じることもあります。

カタル性口内炎

義歯や虫歯の詰め物に不具合があったり、歯周病などによって口の中が不衛生だったりするとき主に発症するのが「カタル性口内炎」です。やけどが原因で炎症を起こすケースも含まれ、その場合は赤くただれたようになります。ひりひりとした痛みを感じますが、それほど強くはありません。また、食べ物の味がわかりにくくなる場合や、何度もくり返し発症していると口臭が出てくる場合もあります。

ウイルス性口内炎

主な原因となるウイルスには、「単純ヘルペスウイルス」、「水痘帯状ヘルペスウイルス」、「A群コクサッキーウイルス」があります。そのうち、ヘルペス性口内炎は3歳以下の子供に多くみられ、発熱をともないながら、口の中にできるたくさんの小さな水ぶくれがつぶれて炎症を起こします。発熱と強い痛みによって食欲低下や摂食拒否となり、脱水症状を引き起こすことがあります。A群コクサッキーウイルスはヘルパンギーナの原因となるウイルスで、こちらもヘルペス性口内炎に似た症状が出ますが、感染力が高いので注意が必要です。

口腔カンジダ症

口の中の常在菌であるカンジタ菌が、睡眠不足や疲労などで免疫が低下するのをきっかけに増殖して発症します。もともと免疫力の低い高齢者や乳幼児も発症しやすい口内炎です。口の中に白っぽい苔状のものがつき、ひりひりとした痛みを感じるのが特徴です。

通常、アフタ性口内炎の場合は1~2週間ほど、他の口内炎も適切な治療を受ければ治っていきます。もし、口内炎がなかなか治らず長引く場合には別の病気が原因となっている可能性もありますので、歯科口腔外科もしくは耳鼻咽喉科を受診するようにしましょう。

口内炎になったら

口内炎は、身体の不調を知らせるサインのようなもの。ここでは、口内炎ができてしまった際に自分でできる対処法をご紹介します。

(1)生活習慣を見直す

疲労やストレスが過度に溜まった状態が続くと、栄養の消費が激しくなり、吸収することも難しい状態になります。口内炎を防ぐためには、バランスの摂れた食事と十分な睡眠が必要不可欠です。

食事だけでは十分な栄養を摂取できない際には、ビタミンBやCの入ったサプリメントで補うこともおすすめです。また、治癒を促進させるためにも、刺激物となる喫煙やアルコールは控えるようにしましょう。

(2)細菌の繁殖を防ぐ

口腔内には、多くの細菌が常に棲んでいます。歯磨きを丁寧に行うことを心がけましょう。また、手洗いやうがいを怠らないことは、細菌の繁殖を未然に防ぐ効果や口内炎の発症リスクを抑える効果が期待できます。

しかし、口内炎があると歯磨きがしづらくなるかもしれません。そのようなときは、口内炎付近の歯磨きは避け、うがいをしっかりとしましょう。

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