クリニックでの治療からエステサロンでのケア、市販されているホームケアアイテムなど、ピーリングにはさまざまな種類があります。ここでは、ダイヤモンドピーリングについて解説します。
ダイヤモンドピーリングとは
ダイヤモンドピーリングとは、文字通りダイヤモンドを使って角質ケアを行う方法です。細かいダイヤモンドの粒子がついているハンドピースを滑らせながら皮膚を削っていく、というピーリング方法です。
角質ケアは、薬剤を塗布するケミカルピーリングやレーザーでも可能です。しかし、肌の弱い方にとって薬剤が刺激となり、やりたくてもできない方がいるのも事実。ダイヤモンドピーリングは痛みも少なく、出血やダウンタイムもないため、これまでピーリングを断念していた方も受けることが可能といわれています。
ケミカルピーリングとの違いは?
ダイヤモンドピーリングが向いているのはニキビ痕、毛穴の開き、はっきりしている色ムラの改善などです。一方のケミカルピーリングは、ニキビの治療や毛穴のつまり、くすみのケアなどに適しています。また、コラーゲンの再生を促し、ターンオーバーを活性化させることもケミカルピーリングの方が適しています。
しかし、陥没して凸凹になった肌のケアに対しては、ケミカルピーリングは得意ではありません。そんなときこそ、ダイヤモンドピーリングの出番です。毛穴出口の角を削ってなめらかにすることで、凸凹を目立ちにくくさせます。また、余分な角質を削り取ることで、凹凸したちりめんジワを解消する効果もあります。
ダイヤモンドピーリングで期待できる効果
一番わかりやすい特徴は、治療の直後から肌のなめらかさを実感できること。硬くなってしまった手強い角質の除去によって化粧ノリをよくしたり、肌にツヤを与えたりします。また、完全に肌の凸凹をなくすことはできませんが、毛穴の角を削ることで凹んだニキビ痕を目立たなくさせる、という効果を期待できます。
さらに、ゴワついた肌を柔らかくしなやかに整えることで、毛穴もしなやかさを保てます。これによって皮脂の分泌をスムーズにさせて、健康的な肌に整えられるメリットも。毛穴のつまりも防ぎますので、結果としてニキビ予防にもつながります。
皮膚科・クリニックで受けるのがおすすめ
ダイヤモンドピーリングには自宅でも使えるマシンもありますが、肌の状態を確認しながら、最適な強さや深さなどを調節して行わないと大きな肌トラブルが起きてしまう可能性があります。また、本来肌は再生できますが、そのスピードよりも早いペースで削ってしまったら、肌は薄くなり他のトラブルを招いてしまいます。
そのため、皮膚のことを熟知した医療機関できちんと診察を受けたうえで施術を受けるのがおすすめです。年齢による肌の違いや肌状態を見極めたうえで、適切な頻度の施術を行ってくれます。
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