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気になる本当のところ!ボトックスの副作用と失敗例

更新日:2016/12/09 公開日:2016/09/23

シワの改善や小顔効果などが期待できることから話題となっているボトックス注射ですが、副作用や施術の失敗例はないのか気になるところです。ここでは、ボトックス注射で起こり得るリスクをご紹介します。

ボトックス注射の副作用とは

ボトックス注射には、ボツリヌス菌が出す毒素であるボツリヌストキシンが使われています。この毒素は食中毒を起こす働きがあるほか、500gあれば全人類を滅ぼすことができるほどの毒素の強さだといわれていますが、ボトックス注射に使用する際には毒素をなくしたものを非常に少量用いるだけです。中毒を起こす心配はないと考えてよいでしょう。

ただし、筋肉をリラックスさせる作用により、効果を得たい部位以外の筋肉にも影響が及ぶという副作用が起こる可能性はあります。たとえば、次のような弊害をともなうことが考えられます。

表情のこわばり

ボトックスのもつ神経筋伝達阻害作用により、広範囲にわたって筋肉が動かなくなる可能性があります。すると、表情が不自然にこわばってしまいます。このような状態になるのはボトックスを注入した直後に起きやすいのですが、ボトックスの量や注入する位置に気をつければある程度調整することができます。

ものをかむ時の違和感

エラ張りを解消するために、エラにボトックスを注射することがあります。ものをかむ際の口の動きに関係する咬筋(こうきん)に注射をした際に、違和感を生じる場合があるでしょう。ただし、数日たてば自然に治まるはずです。

皮膚のたるみ

ボトックス注射により小顔になると、張っていた皮膚がたるむことがあります。ボトックスの効果がなくなれば元に戻るので、どうしてもたるみが気になる方はボトックス注射の継続を考え直したほうがよいでしょう。また、皮膚をリフトアップする手術を並行して受ける方もいます。

ボトックス注射の失敗例

日本では、美容目的でのボトックスの効果は「眉間と目尻のしわの解消」に対してのみ、厚生労働省に認可されています。つまり、ほかの部位に関しての効果は正式には認められていないということです。そのため、医師やクリニック選びはかなり慎重に行う必要がありますが、経験の少ない医師による次のような失敗例が多いのが現状です。

ボトックスの使用量の間違い

注入するボトックスの量が適切でないと、顔の筋肉が動かなくなります。たとえば、目じりのシワを解消するための、目元に注射するボトックスの量が必要以上に多かった場合、目を自然に閉じられなくなるといったケースがあります。このようにボトックスの量を間違った場合、不自然な表情のままボトックスの効果がきれるのを待ちながら過ごすことになってしまいます。

ボトックスの保管方法の間違い

常温や冷蔵保存では効果が失われてしまうボトックスもあり、そういったボトックスは冷凍保存する必要があります。保管方法を間違え、効果がなくなったボトックスを注入しても、効果は当然得られません。

残念ながら、これらのようなミスは実際に起きています。しかし、これらは医師の知識不足によるものです。ボトックス注射を受ける際には、経験が豊富な医師を選ぶことが大切なのです。

副作用や失敗の可能性は0ではない

ボトックス注射は、痛みもなくダウンタイムも必要ないということで注目されていますが、100%安全でリスクは0、というわけでもありません。どのような副作用やリスクがあるのか、といった点も十分に確認し、ボトックス注射を選択するかどうかの重要な判断材料として考える必要があります。

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