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緑内障の目薬がまつげに効く?

更新日:2016.12.09
公開日:2016.09.21
ドクター画像
この記事の監修者
MAクリニック心斎橋 院長 谷川知子

緑内障の目薬でまつげが伸びるという噂は本当なのでしょうか。どのような理由から、そういわれているのでしょうか。ここでは、ドクター監修のもと、緑内障の目薬とまつげの関係、まつげが伸びるといわれる理由などについて解説します。

緑内障の目薬を使うとまつげが伸びるといわれることもありますが、実際の効果はどうなのでしょうか。

緑内障の目薬とは

眼圧が上がることで視野にトラブルが起こる緑内障ですが、その治療にはさまざまな薬が用いられます。なかでも、眼圧の降下に効果的といわれているプロスタグランジン系の点眼薬に、ルミガンという医薬品があります。プロスタグランジンが含まれている点眼薬はビマトプロスト、プロステノールアミドという名称が記されており、これらの点眼薬にまつげを伸ばす作用があることが報告されました。

緑内障の目薬でまつげが伸びるといわれる理由

2014年3月、厚生労働省に認可されたグラッシュビスタという医薬品があります。これは睫毛(しょうもう)貧毛症を治療するための薬で、まつげが生まれ変わるサイクルを延ばすことにより、まつげの長さや太さを改善する効果があります。この薬に含まれているビマトプロストという成分が毛周期にアプローチすることで、まつげの太さ、長さ、色の濃さを高めるといわれて、今もなお研究が進められています。

実はこの薬、先に述べた緑内障の点眼薬と同じ成分のビマトプロストが含まれています。というのも、ルミガンの副作用としてまつげが伸びるという声が上がったことをきっかけとして、その育毛効果が着目されるようになった経緯があります。副作用だったものが、効果に変わったというケースと言えるでしょう。実際にグラッシュビスタが認可される前は、睫毛貧毛症の治療としてルミガンが使われていたということもあり、緑内障の目薬がまつげに効くという話になっていったのです。

まつげを伸ばすために緑内障の目薬は避けた方がいいという説もある

しかし、たとえ同じ成分を配合していたとしても、緑内障の治療と睫毛貧毛症の治療では目的が異なります。しかも、ルミガンの副作用として、上まぶたの皮膚が薄くなってしまうことで垂れ下がり、目が開きにくくなってしまう眼瞼下垂のような症状の発生も指摘されています。そのうえ、ルミガンは目薬ですが、グラッシュビスタは専用のアプリケーターでまつげの生え際に塗っていく、と使用方法も異なります。これらのことから、まつげを伸ばしたいからと安易な気持ちで緑内障の目薬を使うのは避けるようにしましょう。

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