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肋間神経痛の原因について

更新日:2016/12/09 公開日:2016/08/23

肋間神経痛の基礎知識

肋間神経痛の原因にはさまざまなものがあり、早めに病院での受診が必要なものもあります。主な原因である肋間神経への刺激や、帯状疱疹(ほうしん)、肋骨の骨折、がんの進行や転移などについて、ドクター監修の記事で詳しく解説します。

肋間神経痛とは、なんらかの原因により肋骨に沿って突発的な痛みが生じる状態を言います。それでは、具体的にどのような原因が見られるのでしょうか。原因の中には見逃してはならないさまざまな病気の初発症状も含まれているので、注意が必要です。ここでは、代表的な肋間神経痛の原因について詳しくご説明します。

肋間神経痛の原因(1)絞扼(こうやく)神経痛

肋間神経痛の原因は、肋骨の間を走る肋間神経が骨や筋肉の間にはさまれて、刺激されることによって痛みを生じます。不自然な姿勢や疲労から突然起こる場合が一般的で、ほとんどの場合は一時的なものです。身体をねじった際や姿勢を変えた時など、日常生活の動作の中に痛みが起きるのも特徴です。

肋間神経痛の原因(2)帯状疱疹

肋間神経痛は、帯状疱疹(ほうしん)ウイルスが原因で痛みを生じることもあります。ほとんどの場合は帯状の疱疹が現れるのですが、まれに疱疹が出ず、痛みだけ現れることがあります。そういった場合、血液検査をしないと正しい診断はできないのですが、痛みが非常に激しいことと、2週間ほどで痛みが減少するのも特徴であるため、総合的に判断されることがあります。帯状疱疹の後遺症から起こることもあり、肋骨に沿って水泡ができて、後に持続性の激痛が起こり、治りにくい傾向があります。

肋間神経痛の原因(3)肋骨の骨折によるもの

肋骨の骨折やひびが入ることで肋間神経痛を起こすことがあります。特に、突然症状が現れた時や、咳や身体の動きで痛みが出てくる場合には、その可能性が高くなります。年配の女性の方は骨粗鬆症(こつそしょうしょう)などを合併していると、咳や外からの弱めの力でも骨折してしまう可能性があるので、注意が必要です。

肋間神経痛の原因(4)がん

がんが肋骨や脊椎に転移し、肋間神経痛を起こすこともあります。また、抗がん剤を使用した副作用として肋間神経痛が起こる場合もあります。がんが原因となる肋間神経痛は、脊椎にある椎体などに変化が出ているため、レントゲンやCTを撮ることでわかるケースも多くなります。がんが原因で肋間神経痛になった場合は、痛くて横になることができなかったり、夜も横になって眠れず、座って寝たりするケースもあるといわれています。肋間神経痛があり鎮痛剤を内服している場合、痛みが長引くようであれば、がんの進行や転移からくる痛みである可能性もあります。早めに病院で受診して詳しく調べてください。

肋間神経痛の原因(5)その他

ストレスなど、心の状態によっても肋間神経痛を招くことがあります。

さまざまな原因により肋間神経痛が起こることが分かっています。その中でも、がんによる肋間神経痛の発生をはじめ、早期に発見し治療を行うべきものも多くあります。適切に原因を把握することができるよう、早めに整形外科を受診し、ドクターに相談することが大切です。

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