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赤ちゃんに見られる蒙古斑とは?

更新日:2016/12/09 公開日:2016/09/05

蒙古斑の基礎知識

赤ちゃんの腰やお尻などに見られる蒙古斑(もうこはん)。通常は成長とともに消えていきますが、成人まで残ってしまうことも。その原因や対処法など、意外と知らない蒙古斑の基礎知識について、ドクター監修のもと解説します。

蒙古斑(もうこはん)とは日本人の多くに生まれつき見られる、青いアザのようなもので、医学用語では先天性真皮メラノサイトーシスと呼ばれます。出生時、または生後1週間~1か月ごろの赤ちゃんの仙骨部や腰殿部に見られる青色斑で、黄色人種では乳幼児のほぼ100%、黒人では80%~90%(ただし青色調は見られない)、白人ではまれです。ほとんどの場合、5~6歳ごろには消えていきますが、中には成人しても残ってしまうケースもあります。

蒙古斑の種類

通常の蒙古斑は主に腰やお尻に発生しますが、手足やお腹、胸などに生じることもあり、これは異所性蒙古斑と呼ばれ、一般的にやや小さく自然消退傾向も少ないとされています。お尻を主体としたもの以外はすべて異所性と考えられますが、たとえば顔面に生じる太田母斑(おおたぼはん)とは、褐色調が混じることがない点などで鑑別します。一般の方が見分けるのは難しいため、医師の判断を仰いだほうがよいでしょう。また、成人まで残ってしまう蒙古斑は持続性蒙古斑と呼ばれます。

蒙古斑の原因

人間の肌の色に大きな影響をもたらしているのは、皮膚に存在するメラノサイトという色素細胞です。蒙古斑は、このメラノサイトが一時的に腰からお尻にかけて集積することによって起こると考えられています。通常は、成長するにつれてメラノサイトの分布が一定になることで色が薄れていきますが、異所性蒙古斑は色があせづらいといわれています。

蒙古斑の原因について詳しくは「蒙古斑ができる原因とは?」をご覧ください。

蒙古斑の対処法

通常の蒙古斑は、成長とともに消えていきますので、医師の診断のもと経過を観察していけば、大きな問題はありません。ただし、前述のように成人しても消えない蒙古斑(持続性蒙古斑)もあります。

蒙古斑は物心がつく歳になると、見た目が気になるという方も多いと思います。このようなケースでは、蒙古斑を除去する治療が必要になります。現在の治療法はレーザーを用いるのが一般的です。レーザー治療が可能な年齢や治療にともなうリスクについては、医師の説明をしっかり聞いてから判断するとよいでしょう。

蒙古斑の対処法について詳しくは「蒙古斑のレーザー治療について」をご覧ください。