スキンケア大学 ヘルスケア大学 メンズスキンケア大学

前十字靭帯の手術について

更新日:2016/12/09 公開日:2016/09/21

前十字靭帯の診断・治療・予防法

前十字靭帯損傷は、なんらかの衝撃により、ひざの内側にある前十字靭帯が損傷するケガです。治療方法には手術療法がありますが、どのような内容なのでしょうか。手術の種類や治療方法について、ドクター監修の記事で解説します。

前十字靭帯損傷(ACL)とは、ひざの中央にある前十字靭帯が、強いダメージを受けることにより損傷するケガのことです。治療方法には手術という選択肢がありますが、どのような症状の場合に行われるのでしょうか。その他にも治療方法があるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

前十字靭帯損傷とは

前十字靭帯は、ひざの内側にある靭帯でひざを安定させ、歩行するために重要な役割を担っています。その靭帯が強い衝撃を受けることにより損傷することを、前十字靭帯損傷といいます。

前十字靭帯損傷の原因

原因としては、スポーツ中の動作により起こることが多く、まれに交通事故の際に発生することがあります。詳しくは、『前十字靭帯の損傷の原因について』をご覧ください。

前十字靭帯損傷の症状

前十字靭帯損傷は、時間経過によって症状が異なります。最終的にはさまざまな合併症を引き起こす可能性があるので、早めに治療しましょう。詳しくは、『前十字靭帯損傷の症状について』をご覧ください。

前十字靭帯損傷の診断方法

前十字靭帯損傷が疑われる場合は、まず整形外科を訪れるといいでしょう。病院では、徒手によるストレステストやMRIによる画像診断によって調べます。詳しくは、『前十字靭帯の診断について』をご覧ください。

手術と保存療法

前十字靭帯損傷と診断された場合には、次の2種類の治療方法があります。

手術療法

靭帯は自然治癒が難しいので、今後もスポーツを続けていきたいと考えるアスリートは、手術療法を選択することが多いようです。期間は術後のリハビリの進み具合によりますが、スポーツへの復帰が可能です。手術療法には靭帯修復術と再建術の2種類がありますが、前十字靭帯損傷の場合は、再建術が行われることが多いようです。これは、損傷した靭帯の代わりに、体の他の部分から持ってきた腱を移植する手術です。

腱はハムストリングや膝蓋腱(しつがいけん)を使う方法があります。ただし、前十字靭帯損傷の手術は一般的ではないので、手術を行っていない病院もあります。

保存療法

ひざをサポーターやギプスで固定して、ひざの曲げ伸ばしなどのリハビリを早期から行います。この方法では筋力の低下を最小限にとどめることができるので、個人差はありますが、1か月〜数か月で日常生活に支障がなくなるまで回復することが多いです。

アスリート以外の方は、まずこの保存治療を選択する場合が多いです。ただし、保存療法を続けるなかで不安定性(膝くずれ)がみられるような場合は、アスリートの方だけでなく一般の方も手術が必要になります。