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中足骨骨折はその昔、下駄をはいて挫いたときに起こりやすかったので下駄骨折と呼ばれていました。現代でも、ヒールを履いて強く捻挫すると中足骨骨折に至ることがあります。本記事では、中足骨の骨折の特徴や治療法、治療後の注意などを見ていきます。

中足骨骨折の特徴と診断

ちょっと足首をくじくような、いわゆる捻挫は誰でも経験があるでしょう。しかし、単なる捻挫では済まないこともあり、病院で骨折と診断されるケースがあります。

第5中足骨骨折(下駄骨折)

下駄骨折と呼ばれる第5中足骨骨折は、足の甲にある第1から第5までの中足骨のうち、第5中足骨の基部に生じる骨折です。室内外で強く捻挫することによって起こります。症状としては、受傷直後から足に強い痛みと腫れ、さらに内出血が現れます。特に足の外側にある小指側が痛み、普通に足をついて歩けない状態になります。X線撮影で診断できます。

スポーツが原因で起きやすいジョーンズ骨折

ジョーンズ(Jones)骨折とは第5中足骨疲労骨折といって、サッカー、ラグビー、バスケットボールなど素早い動きをくり返すスポーツの競技選手に起こりやすい骨折です。トレーニングの積み重ねで骨に疲労がたまり、骨がもろくなってしまい、軽い捻挫や片足で踏ん張るなどの動作を行った際にジョーンズ骨折が起こります。第5中足骨の基部に生じる下駄履き骨折とは異なり、第5中足骨の骨幹部の骨折です。ジョーンズ骨折の症状としては、スポーツ中に生じた軽い痛みが徐々に強まり、競技を続けられなくなります。足の腫れはほとんどなく、歩けないことはありませんが、X線撮影で骨折がわかります。

中足骨骨折の治療

下駄骨折の場合は、手術をせずに3~4週間ギプスシーネ固定を行い、外来通院によって治療できることが多いです。しかし、骨折のズレが大きい場合は手術を行うこともあります。

ジョーンズ骨折の手術

受傷後、初期であればスポーツ活動をしばらく休止することで治癒することもありますが、診断が遅れると悪化してしまい、治療が難しくなる恐れがあります。ジョーンズ骨折が悪化してしまった場合、また、早期にスポーツ復帰を希望する場合は、手術による治療を行います。手術は切開後に骨折した部分を整復してワイヤーで締結する方法か、特殊なスクリューを挿入する方法で行います。術後3~4週間ほどは、骨折した足を地面につけて歩くことはできません。松葉杖を使って歩行します。

術後のリハビリテーション

足の痛みと腫れを早期に解消するため、マッサージや温熱療法のリハビリテーションを行います。それから時期を見て、足を地面につけて歩く練習を始めます。リハビリ時期などについての詳細は、医師と十分に相談してください。足に痛みと腫れがあったら単なる捻挫と思わず、信頼できる整形外科で診察を受け、適切な治療を受けましょう。また、スポーツ中に痛みを感じたときは疲労骨折の疑いもあります。スポーツが原因の場合はスポーツ整形外科の受診をおすすめします。

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