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モートン病って何?

更新日:2016/12/09 公開日:2016/10/24

モートン病の基礎知識

足の裏や指の間に痛みやしびれなどを生じるモートン病とは、具体的にどのような病気なのでしょうか。モートン病の特徴的な症状や原因、治療方法、予防法などについて、ドクター監修の記事で詳しく説明します。

足の裏に痛みやしびれを感じることはありませんか?特に靴(くつ)を履いたときに症状があらわれるのであればモートン病の可能性が考えられます。あまり耳にすることのないモートン病ですが、一体どのような病気なのでしょうか。

モートン病とは

モートン病は足の裏に痛みやしびれなどが生じる病気で、中年以降の女性に多くみられます。モートン病にかかる人の9割が女性とされているほどです。特徴的なのが、足の中指とくすり指の間に痛みを感じるケースが多いこと。ただし、足のどの指の間でも症状が起こることはあります。

モートン病の症状

モートン病は、足に合わない靴を履くと症状があらわれるのも特徴です。特に、幅の狭い靴などで足を締め付けてしまう場合に症状が出る傾向があります。電気が走るようなピリピリとした痛みやしびれが生じるほか、指先の感覚が鈍くなる知覚障害も現れます。また、痛みを感じる部分が腫れることもあります。

人によって痛みの感じ方は異なりますが、痛みがひどくて夜寝られない場合や、歩けなくなる場合もあるほどです。

詳しくは『モートン病の特徴的な症状と対処法』をご覧ください。

モートン病の原因

モートン病がどうして起こるのか、原因ははっきりわかっていません。ただし、きつい靴やハイヒールなどを履いて足が圧迫され、動きが制限されるとモートン病になりやすいことがわかっています。また、外反母趾(がいはんぼし)や扁平足(へんぺいそく)のある人にもモートン病が多くみられます。足の指の神経がなんらかの原因により刺激されて、痛みやしびれといった症状につながっていると考えられています。

詳しくは『どうしてなるの?モートン病の原因とは』をご覧ください。

モートン病の治療方法

まずは、正しい靴の履き方に関する指導を受けます。幅の狭い靴を長時間履かずに、足に負担をかけないような靴を選ぶことが大切です。発症して間もない場合には、保存療法で治るケースがほとんどです。足指の関節を曲げ伸ばす運動療法、足の指の骨に負担がかからないような装具を付ける装具療法が主に行われます。また、炎症をしずめる働きのあるステロイドを注入することもあります。保存療法やステロイドで効果が得られなければ、手術療法を検討します。

しかし、モートン病に対してどの治療法が適しているかは明確にわかっていません。どのような治療を行うのかは、主治医の判断によって異なるでしょう。

詳しくは『モートン病に対してどのような治療法があるの?』をご覧ください。

モートン病を予防するには

モートン病を防ぐために、足を圧迫しないようにしましょう。特に足の前部分が窮屈(きゅうくつ)な靴は避けてください。踵(かかと)の高い靴も前足部分に負担がかかるので避けたほうがよいでしょう。

自分の足に合った靴を履き、足に負担をかけないように十分に休息することも大切です。

モートン病に症状が似ている病気

足の裏に痛みやしびれを感じるのは、モートン病だけではありません。外反母趾や足底筋膜炎、痛風、魚の目、水虫が原因でも似たような症状が出ます。糖尿病が原因のこともあるので、自己判断をせずに医師の診察を早めに受けてください。