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モートン病に対して行われる手術とは

更新日:2016/12/09 公開日:2016/10/24

モートン病の治療方法

モートン病の治療で行われる手術について、ドクター監修の記事でお伝えします。モートン病の治療には保存療法と手術療法がありますが、どのような場合に手術が行われるのでしょうか。手術のリスクについても知っておきましょう。

モートン病の治療は保存療法が一般的ですが、場合によっては手術を必要とするケースもあります。モートン病の治療で行われる手術療法について知っておきましょう。

モートン病の治療で必要となる手術療法について

モートン病では、いきなり手術をすることはめったにないと考えてよいでしょう。最初は、靴の選び方や立ち方といった生活指導が行われます。さらに、足底板と呼ばれる中敷き(インソール)を用いて足の衝撃を防ぐほか、運動療法や温熱療法など保存療法を行います。痛みが強い場合には、ステロイド注入や局所麻酔を打つこともあるでしょう。

このような保存療法を3か月ほど続けても改善の兆しがみられないようであれば、手術を検討します。ただし、歩けないほど痛みがひどいなど重症のケースではすぐに手術をすすめられる可能性があります。

モートン病の手術では、主に神経剥離術、神経腫切除術、深横中足靱帯の切離が行われます。

神経剥離術

神経を圧迫している腫瘍などをはがす手術です。神経剥離術によって、神経を遮断(神経ブロック)します。

神経腫切除術

圧迫されている部分の近くには仮性神経腫と呼ばれる神経腫ができます。この神経腫は痛みを生じるため、手術によって切除します。

深横中足靱帯の切離

足の神経は、深横中足靱帯という靭帯のすぐ下を通っています。つま先立ちなどをすると、この靭帯と地面にはさまれて神経が圧迫されてしまうのです。そこで、圧迫している靭帯を取り除く手術を行います。

どの手術を行うかは、主治医と相談して決めることになります。

モートン病の手術のリスクと予後

モートン病に対する手術を受けても、しびれや感覚麻痺などが残る可能性があります。人によって差があるのですが、激しい運動ができないようなひどいしびれが残るケースもまれにみられます。

このように、モートン病の手術は重い後遺症が残る可能性が考えられます。手術を受けるかどうかは、主治医とよく話し合って決断しましょう。また、手術を受けてから歩けるようになるまで1か月ほどかかると考えておいたほうがよいでしょう。

モートン病は保存療法で改善できることもあるため、症状が悪化しないうちに受診することをおすすめします。