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妊娠悪阻はいつからいつまで続く?平均期間は?

更新日:2016/12/09 公開日:2016/10/24

妊娠中の不安・トラブル

妊娠悪阻(つわり)が起こる時期と期間について、ドクター監修の記事で解説します。妊娠悪阻はどうして起こるのか、また、つらい時期をどのように乗り切ったらよいのかといった情報もお伝えします。

妊娠すると気になることのひとつが、妊娠悪阻(つわり)です。吐き気や嘔吐など不快な症状に悩まされるつわりは、いつ頃から始まってどのくらい続くのでしょうか。また、どうしてつわりが起こるのかも理解しておくとよいでしょう。

つわりが起こる時期と期間

つわりは一般的に妊娠4~6週くらいから始まります。突然の吐き気や嘔吐といったつわりの症状によって初めて妊娠に気づく人も少なくありません。そして、妊娠7~9週目あたりにつわりのピークをむかえ、妊娠12~16週くらいで症状が落ち着くことが多いでしょう。妊娠したことで体が変化してつわりの症状が起きていますから、時期がくれば自然に治まります。

ただし、人によってつわりの期間や重さは異なります。妊娠10週くらいでつわりが終わる人もいれば、妊娠後期や出産直前まで続く人もいるので一概にはいえません。ストレスによってつわりが長引くことがあるとも考えられています。

一般的にはつわりの症状は軽く、短期間で終わることがほとんどですが、なかには、ほぼ毎日嘔吐をしたり、水分も口にできなかったりと重症化するケースもあるので注意が必要です。このようにつわりが病的に悪化した状態を妊娠悪阻と呼びます。脱水や栄養不足を引き起こす恐れがあるので、早めに受診する必要があります。

つわりはなぜ起こる

つわりが起こる原因は、明確にはわかっていません。妊娠すると急激に分泌されるヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)というホルモンが嘔吐などを引き起こしているという説が有力視されています。しかし、妊娠すると必ずつわりが起こるわけではありません。つわりのない人もいますし、症状の程度や期間も人によって異なります。同じ人でも、一度目の妊娠と二度目ではつわりの状態が違うという話もよく聞かれます。どうしてこのようなことが起こるのかは、いまだにわかっていません。

つらいつわりを乗り切るコツ

つわりで食事をしっかりとれなくても、赤ちゃんには栄養は送られています。妊娠悪阻まで悪化しない限り、基本的には心配する必要はないでしょう。ただし、食べ物や水分をまったく口にできなくなるなど重症化する前に医師に相談することをおすすめします。

つわりは妊娠にともなう生理的な変化ですから、次のように少しでも楽になる方法を試しつつ、時期が過ぎるのを待ちましょう。

休養

つわりで気分が悪くなったら、無理をせずに横になるなどして休んでください。

こまめに食べる

空腹になると吐き気を感じることが多いので、おなかがすく前に食べられるものをちょこちょことつまむとよいでしょう。水分もできるだけ多くとってください。

食べるものを工夫

米やパン、うどんなどの炭水化物を食べると、つわりをやわらげることができるとされています。また、つわりの時期は栄養バランスにこだわるよりも、食べられるものを口にするとよいでしょう。

口の中をすっきりさせる

歯を磨いたり口をゆすいだりすると、すっきりします。ただし、歯磨き粉やマウスウォッシュは気分が悪くならないものを選びましょう。

ゆったりとした服装

体を締め付けるような下着や服装は、吐き気をもよおす可能性があります。妊娠したら、ゆったりとした服装に変えるとよいでしょう。

気分転換

つわりで気分が悪いからといって部屋に閉じこもってばかりいると、症状が余計に悪化する可能性があります。散歩をしたり、自分の好きなことに熱中したりして気分を明るく保つことも大切です。

つわりの症状がつらい場合には、ひとりで我慢せずに医師や保健師などに相談をしましょう。必要に応じて点滴や薬を使った治療を受けることもできます。

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