目尻のシワや目元のたるみ、クマなど、年齢を重ねるとダメージが現れやすく、さまざまな悩みが多いのが目元です。一方で、目元は見た目年齢を大きく左右する場所でもあるため、しっかりとケアをしたいものです。なぜ目元はダメージを受けやすいのか、その理由とハリを取り戻すための方法をご紹介します。
目元にハリがなくなる理由
目の周りは皮膚が非常に薄く、弱いため、季節の変化による乾燥や外部環境の刺激を受けやすく、さまざまな悩みが出やすい箇所です。クレンジングで落としきれなかったメイク汚れや、洗顔時の摩擦といった刺激などがシワやたるみの原因となります。また、毎日のようにパソコンに向かって細かい作業を行う場合にも注意が必要です。疲れ目が目元のたるみを助長してしまいます。
年齢を重ねた目元のケア
ほうれい線同様、目尻のシワや目元のたるみは年齢を重ねると現れやすく、老けた印象を与えてしまいます。しかし、歳だからとあきらめなくても、たるみは表情筋を鍛え直すことで改善することができます。大切なのは、毎日ケアを続けることです。
目元にハリを取り戻す方法
皮膚が弱い目の周りは、気をつけないとかぶれを起こす場合もあるため、目元専用のアイテムを使ってケアをするのがおすすめです。刺激に注意しながら手入れしましょう。
目元専用のケアアイテムで保湿
アイクリームや目元用パックなど、目元専用のスペシャルケアを取り入れて、しっかりと保湿しましょう。その際、肌のうるおいを保つ働きをするエラスチン、皮膚の修復を促す効果が非常に高いビタミンAが配合されているものがおすすめです。エラスチンやビタミンAが配合されたアイクリームを目の周りに塗った後、さらに保湿成分であるセラミドやヒアルロン酸が配合されている目元パックを使用して、有効成分を浸透させるとより効果が期待できます。また、特に気になる方は、クリニックなどでイオン導入などを併用すれば、普通に塗布するより4~5倍の浸透力があるので、試してみるのもいいでしょう。
目の周りの表情筋を鍛える
筋肉の1つである表情筋は、使わないと筋力が衰え、たるみが進行する原因となります。表情筋を鍛えて、たるみを改善し、ハリのある目元を保ちましょう。まずは、基本のスキンケアの後に、アイクリームかオイルを目の周りに薄くのばします。眉を上に引き上げ、そのまま指で眉のあたりを押さえて固定します。その状態で下まぶたを押し上げるようにして目を閉じたり、開いたりのくり返しを、10セット行います。次に、目頭を中指で押さえ、目尻を人差し指で押さえ、上まぶたを左右に伸ばします。これを10セット行います。
目元の血行をよくする
ホットタオルやアイケア製品などを使用して、就寝前に目元をゆっくりと温めてあげましょう。目の周りの血行をよくすることは、目元のケアに効果的なだけでなく、リラックス効果も得られます。
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