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食後低血圧を効果的に治療する方法とは?

更新日:2016/12/09 公開日:2016/11/11

食後低血圧(食事性低血圧症)の基礎知識

食後低血圧の治療方法とその対策について、ドクター監修の記事でお伝えします。食後低血圧の治療法は、原因によって異なります。また、食後低血圧を防ぐための日常生活での注意点もご紹介します。

食後に血圧が急激に低下する食後低血圧は、気を失って転倒する危険性があるだけでなく、脳卒中や心筋梗塞を引き起こす可能性もあります。食後低血圧の可能性がある人は早めに医師の診察を受けるようにしましょう。

食後低血圧の治療法は原因によって異なる

食後のめまいや立ちくらみなど食後低血圧の症状がみられる人は、食前と食後の血圧を測定してみてください。食前よりも20mmHg以上血圧が低下している場合には、食後低血圧である可能性が高いでしょう。このように数日にわたって食前と食後の血圧を記録しておくと、診断時の参考になります。医師から食後低血圧であると診断された場合には、原因や症状に合わせた治療が開始されます。

食後低血圧を引き起こす原因はいくつかあるため、その原因により治療方が大きく異なってきます。たとえば、加齢が原因であると考えられる場合には、食事や生活習慣に関して指導が行われるでしょう。そのうえで、必要に応じて血行促進や腸への血流を減少させる薬を処方されます。

糖尿病や高血圧などの病気が原因の場合には、その病気の治療も同時に行わなければなりません。特に高血圧治療に使われる降圧薬は食後低血圧を引き起こす可能性があるので、服用する量を減らすなどの対策が必要となります。食事の前に薬を服用して、食後低血圧の症状を軽くする方法もあります。たとえば非ステロイド性抗炎症薬には、塩分を保って血液量を増加させる働きがあります。

食後低血圧を防ぐために必要なこと

まず、食べ過ぎないように気をつけてください。特に炭水化物の過剰摂取は食後低血圧を引き起こしやすいので注意が必要です。食事は時間をかけてゆっくりとよくかんで食べる習慣をつけましょう。食前や食後にカフェインを摂取すると血圧の上昇を促すことができます。食後低血圧を防ぐために、カフェインを含むコーヒーやお茶などを飲むとよいでしょう。そして、食事の後には身体を休めることが大切です。すぐに動かずに、食後に休憩する時間を確保しましょう。食後低血圧を防ぐためには、食生活の見直しや規則正しい生活習慣、適度な運動も必要です。このような対策をとっても症状に改善がみられない場合には、早めに医師の診察を受けてください。