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スポーツしながら完治できる?シンスプリントの治療・改善法

更新日:2016/12/09 公開日:2016/11/16

シンスプリントの治療方法

シンスプリントは完治までどれくらい時間がかかるのか、完治に向けてどういった治療を行っていくのか、今後シンスプリントを発症しないためには何を改善すればいいのか。シンプリントの治療についてドクター監修のもと解説します。

脚の使い過ぎにより、脛の内側に慢性的な鈍痛を感じるシンスプリント。発症してからすぐに治療に取りかからないと、完治まで非常に時間がかかってしまう場合があります。ここでは、シンスプリントになった場合、どのような治療を行っていくのか見てみましょう。

シンスプリントの原因については、『急に運動すると足が痛くなる?シンスプリントの原因と治療法』をご覧ください。

シンスプリントの症状については、『足の痛みを放置しても大丈夫?シンスプリントの症状と改善法』をご覧ください。

シンスプリントの検査と完治を目指す治療法

シンスプリントの検査

シンスプリントの診断には、問診と触診を行います。シンスプリントは、レントゲン撮影では映りません。MRIなら骨膜とその周囲の炎症所見を確認することができます。また、骨シンチグラフィーを使用すればシンスプリントを発症している部位を発見することができます。

シンスプリントの治療法

シンスプリントの治療は、痛みが軽度の場合は運動しながら治していくことも可能ですが、激しい痛みがある場合、運動は完全に休止するべきです。

・痛みが軽度の場合の治療法

練習量を調整し、激し過ぎる運動は控えるようにします。ヒラメ筋を主体としたストレッチと、患部のアイシングを行うようにします。

・痛みが重度の場合の治療法

痛みが激しい場合は運動を休止したうえで、消炎鎮痛剤を内服します。塗り薬や湿布などの外用薬も処方されます。

シンスプリントの治療にテーピングは有用なのか

テーピングは多くの優れた面がありますが、施術者自体の習熟度も必要なため一般の方が今すぐ行うには少しハードルが高いかもしれません。医療機関でテーピングを行ってもらう場合でも、痛みの根源的な解決方法というよりは、痛みを一時的に抑える対処療法だという認識を持ちましょう。

シンスプリントが完治するまでの治療期間

ケガの程度により完治までの時間は人それぞれです。程度が軽ければ数日間、程度が重ければ数か月かかることもあります。重度になると再発をくり返してしまい、完治までに数年かかることもあります。少し良くなったからといって安心せず、完治させることを第一に考えましょう。

シンスプリント再発防止のためには

シンスプリントの再発防止のため、日ごろの生活の中で以下のポイントを意識しましょう。

ストレッチ・ウォーミングアップ

ヒラメ筋を主体としたストレッチを運動の前後には欠かさず行いましょう。また、十分にウォーミングアップしてから運動するようにしましょう。

身体的特徴の改善

シンスプリントは、扁平足や回内足、O脚など足の形状次第でリスクが増します。それらに対してストレッチや装具により再発防止策はとれますが限界もあります。

アイシング

残念ながらアイシングだけでシンスプリントの発生を完全に防ぐことはできないので、他の対策を講じたうえで、アイシングも併せて行うことがよいでしょう。また、アイシングをすることで逆にシンスプリントが発生しやすくなるということもありませんので痛みが出たときはまず試してみることをおすすめします。

運動環境の見直し

シンスプリントを予防するには、適度な運動と適度な休息、靴を含めた運動環境の見直しを意識しましょう。固すぎるコンクリートの上などは走らないようにし、靴はソールが厚く柔らかいシューズや柔らかい中敷きなどを選ぶようにしましょう。