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ぎっくり腰はなぜ痛い?痛みが起こる原因とメカニズム

更新日:2016/12/09 公開日:2016/11/17

ぎっくり腰の基礎知識

ぎっくり腰の原因ははっきりしないことが多いですが、痛みは腰の筋肉や関節周りで起こる炎症が原因だと考えられています。ぎっくり腰の痛みがどのような場合に発生するのか、その原因とメカニズムについて、ドクター監修の記事で解説します。

ぎっくり腰とよばれる急性の腰痛発作の痛みは、検査をしても原因がよくわからないこともあります。しかし、原因がはっきりしない場合でも、ある程度病態を識別することはでき、ほかの病気が原因の腰痛ではないことはわかります。ぎっくり腰の痛みが起こる原因とメカニズムについて詳しくみていきましょう。

ぎっくり腰の痛みの原因

ぎっくり腰とは急性の腰痛のことを言い、画像検査だけでは痛みの原因を特定することができないこともしばしばです。しかし、痛みが起こる原因としては次のような病態があると考えられています。

急性筋・筋膜性腰痛

腰椎やその周りの組織に生じる傷が原因となるものです。腰を酷使している場合に起こりやすいとされています。

腰椎椎間関節捻挫(ようついついかんかんせつねんざ)

腰の椎間関節に、滑膜という関節内の軟部組織が入り込んで挟まってしまうことにより、靭帯が損傷し痛みを生じます。

仙腸関節性腰痛(せんちょうかんせつせいようつう)

骨盤の後方にある仙腸関節に負担がかかり、捻挫を起こすことが原因です。以前からこのような病態があることは指摘されていますが、詳細はまだよく分かっていません。

腰椎椎間板ヘルニア

腰椎椎間板ヘルニアが原因で、ぎっくり腰が起こりやすくなることもあります。また、ヘルニアの発症の際にも急性の腰痛がみられます。

神経根性腰痛

坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)ともよばれ、腰回りの神経が圧迫されることによって痛みが起こります。よくない姿勢を続けている場合や、腰椎椎間板ヘルニアを発症している場合にもあらわれることがあります。

検査で痛みの原因はわかるのか

いわゆるぎっくり腰と呼ばれる急性の腰痛の場合、画像検査などを行っても、原因がはっきりしない非特異的な腰痛と判断されることが多いです。しかし、病院で検査をし、病態をみていくことによって、ほかの重篤な病気による腰痛でないことが識別できます。原因がはっきりしないからといって、必要以上に不安に考えないようにしましょう。

ぎっくり腰になった時の対処法

ぎっくり腰の痛みは鋭く、日常生活に影響を及ぼすこともあります。ぎっくり腰になった直後の痛みが強い時期には、無理をせず安静にしておきましょう。鎮痛剤や湿布で痛みを緩和したり、腰にコルセットを巻き、負担を和らげたりするのも効果的です。少し楽になってきたら、徐々に身体を動かすようにしましょう。